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米国・欧州株概況

米国株、ダウ反発し62ドル高 押し目買い優勢 小売り株が幅広く上昇

2018/5/17 5:55
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【NQNニューヨーク=戸部実華】16日の米株式市場でダウ工業株30種平均は反発し、前日比62ドル52セント(0.3%)高の2万4768ドル93セントで終えた。前日に200ドル近く下げ、押し目買いが入りやすかった。小売り株が幅広く買われ、相場を支えた。ただ、金利上昇や地政学リスクへの警戒感がくすぶり、上値は限られた。

百貨店のメーシーズが16日に発表した四半期決算は市場予想を上回る増収増益となり、通期の業績見通しも引き上げた。同社株は大幅高となり、過去1年(52週)高値を更新した。小売り株全般に買いが波及し、相場を支えた。

小型株で構成する「ラッセル2000」が過去最高値を更新した。ドル高や地政学リスクなど外需株には逆風が吹いており、内需株が多い小型株に資金が向かいやすかった。16日発表の4月の鉱工業生産指数が市場予想を上回り、米景気への楽観論が広がったことも内需株買いを促した。

ただ、上値は重かった。米長期金利が一段と上昇し、株価の割高感が意識されやすい。北朝鮮が米朝首脳会談の開催中止を示唆したと伝わったことも、投資家心理の重荷となった。

ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は反発し、前日比46.668ポイント(0.6%)高の7398.295で終えた。アップルやアマゾン・ドット・コムといった一部の主力株が買われ、半導体株も高い。

RBCキャピタル・マーケッツが投資判断を「買い」で調査を開始した半導体のマイクロン・テクノロジーが高い。著名投資家ウォーレン・バフェット氏が率いる投資会社が1~3月期に保有を増やした後発医薬品大手テバ・ファーマシューティカルズ・インダストリーズの米預託証券(ADR)も買われた。

ダウ平均の構成銘柄ではスポーツ用品のナイキ、ゼネラル・エレクトリック(GE)、映画・娯楽のウォルト・ディズニー、小売り大手のウォルマートも高い。

一方、投資判断の引き下げが伝わった工業製品・事務用品のスリーエム(3M)が安い。ホームセンターのホーム・デポやIT(情報技術)機器のシスコシステムズも売りが優勢だった。

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