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米国株、ダウが反落し88ドル安 欧州株や原油相場の下落で

【NQNニューヨーク=川内資子】16日の米株式市場でダウ工業株30種平均は反落し、前日比88ドル68セント(0.5%)安の1万8123ドル80セントで終えた。欧州株式相場や原油先物相場の下落を受けて米市場でも売りが優勢となった。

住宅ローン担保証券(MBS)の不正販売に関わったとして、米司法省がドイツ銀行に巨額の和解金を求めたと伝わった。ドイツ銀の急落につれて金融株全般が売られ、欧州株式相場が軒並み下落した。米市場でもJPモルガン・チェースなど金融関連株に売りが広がった。

ニューヨーク原油先物相場が約1カ月ぶりの水準に下げた。収益悪化を警戒した売りがエネルギー株に出て、株式相場を押し下げた。

ダウ平均の下げ幅は昼すぎに一時142ドルに達した。株価指数先物やオプションの清算に伴う取引の影響で、値動きがやや大きくなったとの指摘があった。

8月の消費者物価指数(CPI)は前月比で市場予想を上回って上昇した。一方、9月の消費者態度指数(速報値、ミシガン大学調べ)は低下した。経済指標は強弱入り交じったため、相場の反応は目立たなかった。

ナスダック総合株価指数は3日ぶりに反落し、同5.119ポイント(0.1%)安の5244.567で終えた。

業種別S&P500種株価指数では全11種のうち「金融」や「エネルギー」など9業種が下落。一方、「公益事業」「ヘルスケア」は上げた。ニューヨーク証券取引所(NYSE)の売買高は約21億4000万株(速報値)、ナスダック市場(同)は約27億3000万株だった。

ドイツ銀は9%下落した。経営幹部が航空機エンジンの今年の出荷が見通しを下回るとの見通しを示したと伝わった機械・航空機関連のユナイテッド・テクノロジーズが売られた。医薬品・医療機器のアボット・ラボラトリーズから傘下の眼科関連事業を買収すると発表した医薬品・日用品のジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)は小安く終えた。

16日からスマートフォン「iPhone(アイフォーン)」の新モデルを発売したアップルは利益確定目的の売りに押された。15日夕に発表した四半期決算が市場予想に届かなかったIT(情報技術)のオラクルが大きく下げた。

ほかに石油のシェブロンやネットワーク機器のシスコシステムズ、金融のゴールドマン・サックスが売られた。

一方、J&Jによる事業買収の発表があったアボットは上昇。7~9月期の売上高見通しの引き上げを発表した半導体のインテルが3%超上げた。証券会社が「買い」で投資判断を始めたと伝わった小型カメラのゴープロが高い。

医療保険のユナイテッドヘルス・グループや小売りのウォルマート・ストアーズ、マイクロソフトが上げた。

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