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米国株、ダウ反落179ドル安 FRB高官発言で早期利下げ期待が後退

【NQNニューヨーク=戸部実華】25日の米株式市場でダウ工業株30種平均は反落し、前日比179ドル32セント(0.7%)安の2万6548ドル22セントで終えた。米連邦準備理事会(FRB)による早期利下げ期待が後退し、投資家心理を冷やした。住宅関連などで市場予想を下回る米経済指標が相次いだことも相場の重荷となった。

パウエルFRB議長が25日の講演で「(貿易摩擦などの)不確実性に対応して利下げが必要か精査している」と述べた。セントルイス連銀のブラード総裁も同日のブルームバーグテレビのインタビューで、7月の利下げを巡り「0.50%はやり過ぎだ」と述べたと伝わった。同総裁はFRB高官の中で最もハト派寄りとされている。一連の発言を受け、7月にも利下げに踏み切るとの市場の期待が薄れた。

低調な米経済指標も株売りにつながった。米調査会社コンファレンス・ボードが25日発表した6月の米消費者信頼感指数は121.5と前月から9.8ポイント低下し、1年9カ月ぶりの低水準となった。市場予想(131.0)も大幅に下回った。米商務省が発表した5月の新築住宅販売件数は前月比7.8%減と市場予想に反して減少し、5カ月ぶりの低水準だった。

週末に開催される米中首脳会談を巡り「貿易協議の再開が目的」であり、追加関税を回避できるかは不透明と伝わった。米中協議が長引くとの懸念から、半導体のインテル、航空機のボーイングなど中国への収益依存度が高い銘柄への売りにつながった。アナリストが「株価水準が高すぎる」と指摘したマイクロソフトが3%下げたのもダウ平均の重荷となった。

ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は3日続落し、120.979ポイント(1.5%)安の7884.717で終えた。マイクロソフトのほか、アルファベットやフェイスブックなど主力株が軒並み下落した。

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