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米国株、続伸 ダウ115ドル高 自動車への追加関税先送りを好感

【NQNニューヨーク=横内理恵】15日の米株式相場は続伸した。ダウ工業株30種平均は前日比115ドル97セント(0.5%)高の2万5648ドル02セントで終えた。ダウ平均の続伸は半月ぶり。世界景気の先行き不透明感から売りが先行したが、トランプ米政権が自動車への追加関税導入を先送りするとの報道を受け、買いが優勢に転じた。

15日発表の中国の4月の工業生産高が市場予想を下回り、4月の米小売売上高は前月比0.2%減と予想に反して減少した。4月の米鉱工業生産指数も横ばいとの予想に対して低下した。米中の低調な経済指標を受け、世界景気への不透明感が強まった。

朝方は売りが先行し、小売りや自動車などの消費関連株の下げが目立った。米欧の金利低下を受け、利ざや縮小を警戒した売りが出て金融株も総じて下げた。

相場が反転したのは午前中ごろ。「米政権が自動車や同部品への追加関税導入の判断を6カ月遅らせる」と伝わり、貿易摩擦への警戒感が後退した。フォード・モーターなどの自動車株に加え、ハイテク株も強含んだ。

ほかにも貿易摩擦を巡る好材料が相次いだ。ムニューシン米財務長官が米議会で、カナダやメキシコに対する鉄鋼やアルミニウムへの追加関税の撤廃を検討していると述べた。ムニューシン氏は「(米の交渉団が)貿易協議を継続するために早めの段階で訪中するだろう」とも述べ、米中貿易交渉が早期に再開するの見方が浮上した。

ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数も続伸し、同87.653ポイント(1.1%)高の7822.147で終えた。アルファベット(グーグル)とフェイスブックの上げが目立った。

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