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米国株、続伸しダウ240ドル高 貿易摩擦への懸念後退、IT株買い戻し

【NQNニューヨーク=横内理恵】5日の米株式相場は3日続伸した。ダウ工業株30種平均は前日比240ドル92セント(1.0%)高の2万4505ドル22セントで終えた。ダウ平均が3日続伸するのは2月下旬以来、およそ1カ月ぶり。米中が通商問題の解決に向けた交渉に意欲を示しており、貿易摩擦が激化するとの警戒感がひとまず後退した。来週から発表が本格化する米主要企業の2018年1~3月期決算への根強い期待も相場を押し上げた。

前日に国家経済会議(NEC)のクドロー委員長などが中国との交渉に前向きな姿勢を強調したことから、米中の関税の応酬で貿易戦争に発展し、世界経済に悪影響を与えるとの過度の懸念が和らいだ。中国への収益依存度が相対的に大きい航空機のボーイングや建機のキャタピラーが上昇しダウ平均を押し上げた。

フェイスブックやアマゾン・ドット・コムなど主要ハイテク株に買い戻しが目立ったのも市場心理の改善につながった。長期金利の上昇を受けて利ざやが拡大するとの見方から金融株も上げた。ダウ平均は357ドル高まで上げ幅を広げる場面があった。

ただ米中の交渉が進展するかには不透明感が残る。6日発表の3月の米雇用統計の内容を見極めたいとの様子見ムードもあり、相場は伸び悩む場面があった。

ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は同34.445ポイント(0.5%)高の7076.552で終えた。

業種別S&P500種株価指数(全11業種)では「素材」や「エネルギー」など10業種が上昇した。一方、「ヘルスケア」が下げた。

フェイスブックが上昇。個人情報の不正流用問題で前日にザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)が電話会見し、今後の経営などに対する過度の不透明感が和らいだ。アナリストが投資判断を「買い」とした半導体のアドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)も高い。ダウ平均では化学のダウ・デュポンや石油のシェブロンの上げも目立った。

アナリストが投資判断を「売り」とした半導体のマイクロン・テクノロジーが大幅安。アナリストの目標株価引き下げが伝わった中古車販売のカーマックスも安い。ダウ平均の構成銘柄では製薬のファイザーや日用品のプロクター・アンド・ギャンブル(P&G)が売られた。

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