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米国・欧州株概況

米国株、ダウ続伸し64ドル高 連日最高値、S&P500は初の2500台

2017/9/16 5:54
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【NQNニューヨーク=森田理恵】15日の米株式市場でダウ工業株30種平均は6日続伸した。終値は前日比64ドル86セント(0.3%)高の2万2268ドル34セントと、4日続けて過去最高値を更新した。主力の中型機「787」の増産で好業績への期待が高まっている航空機のボーイングに買いが続き、相場の上げをけん引した。

 ダウ平均の週間の上げ幅は470ドルに達し、昨年12月上旬以来およそ9カ月ぶりの大きさとなった。機関投資家が運用指標とするS&P500種株価指数は2日ぶりに最高値を更新し、初めて2500の大台に乗せた。

 15日はボーイング1銘柄でダウ平均を30ドル近く押し上げた。この日から主力のスマートフォン「iPhone(アイフォーン)」の新モデル「8」と「8プラス」の予約受け付けを開始したアップルが上昇。工業製品・事務用品のスリーエム(3M)など値がさ株が買われたのもダウ平均の上げを後押しした。

 北朝鮮は14日夕に再び日本上空を通過する弾道ミサイルを発射した。しかし「売り材料が出ても物色の矛先は業種間で循環しており、相場の上昇基調が保たれている」(米株式市場の関係者)という。企業業績の拡大が続いているため「米株の投資環境は悪化しにくい」(日系証券の営業担当者)との指摘もあった。

 トランプ米大統領が野党・民主党に歩み寄る姿勢をみせたことで米税制改革への期待がやや高まっている。19~20日の米連邦公開市場委員会(FOMC)では米連邦準備理事会(FRB)が保有資産の圧縮開始を発表するとみられているが、追加利上げなど一段の金融引き締めに踏み込む可能性は低いとの見方も米株の買い安心感につながった。

 朝方は相場が伸び悩む場面があった。8月の小売売上高は前月比0.2%減だった。市場予想に反して減少に転じ、減少率は半年ぶりの大きさとなった。8月の米鉱工業生産指数も市場予想に反して低下するなど、この日発表の経済指標が総じて悪化したことが米株の売りを誘った。

 ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は反発し、前日比19.383ポイント(0.3%)高い6448.467で終えた。

 業種別S&P500種株価指数は全11業種のうち8業種が上げた。「電気通信サービス」や「金融」「IT(情報技術)」などが上昇。一方、「ヘルスケア」「一般消費財・サービス」が下げた。

 半導体大手のエヌビディアが上場来高値を更新した。同社が関わる人工知能(AI)市場の規模と影響力を投資家は過小評価しているとして、エバコアISIが目標株価を引き上げたことが買い材料視された。

 年末商戦に向けて8万人を臨時雇用すると発表した百貨店のメーシーズが上昇。家庭雑貨販売のピア・ワン・インポーツが15%急伸し、約2カ月半ぶりの高値を付けた。

 一方で、IT大手のオラクルが急落した。前日夕に発表した2017年6~8月期決算は市場予想を上回ったが、決算説明会で明らかにした9~11月期の業績見通しが市場予想に届かなかったのを嫌気した売りが出た。

 個人情報の流出が英国でも40万人規模に上ることが明らかになった信用情報大手のエクイファクスが安い。アナリストが買い推奨を撤回したクルーズ船運航のカーニバルが下落し、同業のロイヤル・カリビアンも売られた。

 ダウ平均を構成する30銘柄ではゼネラル・エレクトリック(GE)や製薬のファイザーが下げた。

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