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米国・欧州株概況

米国株、ダウ反発し85ドル高 エネルギーや情報セキュリティー関連株に買い

2017/5/16 5:34
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【NQNニューヨーク=滝口朋史】15日の米株式市場でダウ工業株30種平均は5営業日ぶりに反発した。前週末比85ドル33セント(0.4%)高の2万0981ドル94セントで終えた。原油先物相場の上昇でエネルギー関連株が上げ、大規模なサイバー攻撃の被害を受けて情報セキュリティー関連株も買われて指数を押し上げた。ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数、多くの機関投資家が運用指標とするS&P500種株価指数はともに史上最高値を更新した。

 石油輸出国機構(OPEC)最大の産油国サウジアラビアと非加盟国のロシアは15日、協調減産を延長する方針で一致した。25日のOPEC総会で他の産油国にも合意を促す。2018年3月末まで9カ月の延長が望ましいとの見解を示し、需給均衡への期待から原油先物相場が上昇した。シェブロンやエクソンモービルが買われ、鉱山機械の需要回復期待からキャタピラーも買われた。

 世界で猛威を振るっているサイバー攻撃の被害が少なくとも150カ国で20万件以上にのぼると伝わり、サイバー防衛関連の需要が膨らむとの思惑が広がった。ネットワーク機器からセキュリティー関連に事業の軸足を移しているシスコシステムが買われ、ダウ平均を押し上げた。幅広いセキュリティー関連株が物色され、ナスダック指数やS&P500指数の上昇をけん引した。

 ニューヨーク連銀が発表した5月の製造業景況感指数は市場予想に反して低下し、マイナス1.0と「縮小」局面に入った。一方、全米住宅建設業協会(NAHB)がまとめた5月の住宅市場指数は、市場の横ばい予想に対して上昇した。米経済指標は強弱まちまちで、株式相場の反応は限られた。

 ナスダック指数は続伸し、前週末比28.442ポイント(0.5%)高の6149.674で終えた。セキュリティー関連株のほか、グーグルの持ち株会社アルファベットなどが買われ、指数を押し上げた。

 S&P500指数は3営業日ぶりに反発し、前週末比11.42ポイント高の2402.32で終えた。業種別では全11業種中で9種が上昇した。「素材」「金融」「エネルギー」の上げが目立った。一方、「電気通信サービス」「一般消費財・サービス」が下げた。

 セキュリティー関連ではシマンテックやファイア・アイ、プルーフ・ポイントなどが買われた。アナリストが投資判断と目標株価を引き上げた医薬・日用品のジョンソン・エンド・ジョンソンも高い。医薬品受注製造のパセオンを買収すると発表した分析機器メーカー、サーモフィッシャーサイエンティフィックも上昇した。

 一方、アナリストが投資判断を引き下げた電気自動車(EV)メーカーのテスラが下落。アップルやアマゾン・ドット・コム、フェイスブックなどこれまで相場上昇をけん引してきた大型IT(情報技術)株の一角には利益確定目的の売りが目立った。

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