/

米国株、ダウ反落し208ドル安 原油安を嫌気、関連銘柄に再び売り

【NQNニューヨーク=岩切清司】25日の米株式市場でダウ工業株30種平均は3営業日ぶりに反落した。終値は前週末比208ドル29セント(1.3%)安の1万5885ドル22セントとなった。新規の買い材料に乏しく原油安を嫌気した売りが優勢となった。

米指標油種のWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)が反落し、改善しつつあった投資家心理が再び冷え込んだ。石油・天然ガス開発大手のチェサピーク・エナジーが16%安、石油・天然ガスパイプライン大手のキンダー・モーガンも7%安となるなどエネルギー関連株に再び売り圧力が強まったことも警戒感を高めた。

世界経済や中国景気に対する不安感が根強く、積極的に押し目を拾う動きも限られた。ダウ平均は取引終了にかけて下げ幅を拡大した。

27日は米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果が発表になる。またアップルが26日に決算発表を予定するなど注目企業の業績発表も相次ぐ。週内には2015年10~12月期の国内総生産(GDP)の速報値の発表も控えるだけに、様子見姿勢を強める投資家が多かった。

ナスダック総合株価指数も3日ぶり反落。同72.689ポイント(1.6%)安の4518.491ポイントとなった。半導体のサンディスクやハードディスク駆動装置(HDD)のシーゲート・テクノロジーなどハイテク関連の製造業の下げが目立った。バイオ製薬関連の下落も指数を下押しした。

業種別S&P500種株価指数は全10業種が下落。「エネルギー」や「素材」「金融」の下げが目立った。ニューヨーク証券取引所(NYSE)の売買高は約10億6000万株(速報値)、ナスダック市場は約18億8000万株(同)だった。

四半期決算で赤字に転落した資源開発関連サービスのハリバートンが反落。住宅建設大手のDRホートンの決算は増収増益だったものの利益を確定する売りに押されて下げた。

自動車部品や空調管理システムを手掛けるジョンソンコントロールズも安い。米複合企業タイコ・インターナショナルと経営統合すると発表したが、財務面の負担を警戒した売りが優勢だった。

原油安を受けエクソンモービルやシェブロンも売られた。アップルのほか、グーグルを傘下に抱えるアルファベット、マイクロソフトも下げた。

決算で1株利益が市場予想を上回った米マクドナルドが高い。小売りのウォルマート・ストアーズやコカ・コーラもしっかり。

すべての記事が読み放題
有料会員が初回1カ月無料

セレクション

トレンドウオッチ

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
新規会員登録 (無料)ログイン