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米国株、反落しダウ53ドル安 決算で明暗分ける、消費に警戒感も

【NQNニューヨーク=滝口朋史】25日の米株式相場は反落した。ダウ工業株30種平均は、前日比53ドル76セント(0.3%)安の1万8169ドル27セントで終えた。四半期決算や収益見通しが市場の失望を誘った工業製品・事務用品のスリーエム(3M)や建機のキャタピラーが売られ、指数を押し下げた。原油安も相場の重荷だった。半面、決算が予想を上回った日用品大手プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)などが買われ下値は限られた。

朝方発表の8月のS&Pコアロジック・ケース・シラー住宅価格指数が市場予想を上回った。一方、コンファレンスボードが発表した10月の消費者信頼感指数は市場予想よりも低下した。消費の先行きに警戒感が広がったうえスポーツ衣料のアンダーアーマーや家電のワールプールなどの決算が市場の失望を誘った。消費関連銘柄に売りが膨らんだのが相場の重荷になった。

石油輸出国機構(OPEC)の減産協議を巡る不透明感などから原油先物が続落した。エクソンモービルなどエネルギー関連銘柄の一角に売りが優勢になったことも相場を押し下げた。

ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は3営業ぶりに反落し、前日比26.428ポイント(0.5%)安の5283.399で終えた。アップルの決算発表を取引終了後に控えていたのも買い手控えを誘った。

業種別S&P500種株価指数では11業種中9業種が下げた。「一般消費財・サービス」が大きく下げたほか、「電気通信サービス」や「素材」、「エネルギー」の下げが目立った。「生活必需品」と「公益事業」は上昇した。ニューヨーク証券取引所(NYSE)の売買高は10億9000万株(速報値)、ナスダックは16億株(速報値)だった。

四半期決算で純利益が大幅に増えたものの、欧州事業に厳しい見通しを示した自動車のゼネラル・モーターズ(GM)が下げた。売上高が前年同期比で約2年ぶりに増えた携帯のスプリントも安い。ダウ平均の採用銘柄ではホームセンターのホーム・デポやクレジットカードのビザも下げた。

一方、通期の業績見通しを上方修正した製薬のメルクが買われた。決算が予想を上回った航空機・機械関連のユナイテッド・テクノロジーズも上昇した。

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