/

米国株、ダウ反発し75ドル高 S&P500は一時2000上回る 景気回復の期待強く

【NQNニューヨーク=岩切清司】25日の米株式市場でダウ工業株30種平均は反発した。終値は前週末比75ドル65セント(0.4%)高の1万7076ドル87セントとなった。7月24日以来、約1カ月ぶりの高値を付けた。多くの機関投資家が運用の参考指標とするS&P500種株価指数は取引時間中に初めて2000の大台を上回る場面があった。景気回復や緩和的な金融政策への期待感が相場を押し上げた。

新規の買い材料は見当たらなかった。7月の新築住宅販売件数は市場予想に届かなかった。ただ、全般的に景気回復が続くとの見方が依然として米市場には強い。

前週末にカンザスシティー連銀が開催した年次経済シンポジウムでイエレン米連邦準備理事会(FRB)議長が講演。金融政策に対し硬軟両方の姿勢を示したことで、緩和的な金融政策への期待が続き、相場を支えた。欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁が同シンポジウムで、景気停滞などが続く場合に「政策のスタンスをさらに調整する用意がある」と述べたことも意識された。

ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数は3日続伸。同18.796ポイント(0.4%)高の4557.347となった。2000年3月31日以来ほぼ14年5カ月ぶりの高値を付けた。

S&P500種株価指数は同9.52ポイント(0.5%)高の1997.92だった。

業種別S&P500種株価指数は全10業種が上昇。「金融」や「エネルギー」の上げが目立った。ニューヨーク証券取引所(NYSE)の売買高は約4億9000万株(速報値)、ナスダック市場は約13億5000万株(同)。

ゴールドマン・サックスが高い。住宅ローン関連の問題で和解金の支払いで合意したと発表し不透明感の後退と受け止められた。バイオのインターミューンが急伸。スイス製薬大手のロシュが買収すると発表したことが手掛かりとなった。ファストフードのバーガーキング・ワールドワイドが続伸した。ドーナツチェーンと買収交渉に入ったと発表。業績拡大や節税効果への期待が買いを集めた。女性向け衣料のアンも買われた。大株主のファンドから他社への身売りを要請されたと伝わり思惑買いが膨らんだ。

一方、インテルや映画・娯楽のウォルト・ディズニー、小売りのウォルマート・ストアーズが安い。

すべての記事が読み放題
有料会員が初回1カ月無料

セレクション

トレンドウオッチ

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
新規会員登録 (無料)ログイン