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米国・欧州株概況

米国株、反落しダウ445ドル安 米経済指標の急速な悪化で

2020/4/16 5:38
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【NQNニューヨーク=張間正義】15日の米株式市場でダウ工業株30種平均は反落した。前日比445ドル41セント(1.9%)安の2万3504ドル35セントで終えた。下げ幅は700ドルを超える場面もあった。新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受けた過去最悪レベルの経済指標の発表が相次ぎ、投資家心理が悪化した。大幅な減益決算の発表が相次いだ大手銀行株の下落も、相場の重荷だった。

3月の米小売売上高は前月比8.7%減と過去最大の落ち込みだった。3月の鉱工業生産指数は74年ぶりの大幅低下となり、ニューヨーク連銀が発表した4月の製造業景況感指数はマイナス78.2と過去最悪だった。いずれも市場予想より悪く、想定以上の景気悪化が株売りを誘った。

バンク・オブ・アメリカやシティグループなど大手銀行が15日朝に発表した2020年年1~3月期決算は大幅減益となり、1株利益が市場予想を下回った。貸倒引当金の計上が利益を圧迫した。バンカメが一時7%超安となるなど、銀行株は総じて下落した。

景気敏感株とされる化学のダウや建機のキャタピラーが売られた。原油先物相場の下落を受け、石油のエクソンモービルとシェブロンの下げも目立った。海外旅行の減少でカード利用が減るとの見方から、クレジットカードのビザとアメリカン・エキスプレスも大幅安となった。

一方、15日朝に発表した1~3月期決算で売上高と1株利益が市場予想を上回った医療保険のユナイテッドヘルス・グループが4%高となり、ダウ平均を支えた。

14日にはダウ平均は1カ月ぶりの高値で終えていた。S&P500種株価指数は2月に付けた過去最高値から3月の安値までの下落幅の50%を取り戻す「半値戻し」を達成した。上値のメドとみた投資家が利益確定売りを出した面もあった。

ダウ平均は下げ幅を300ドル程度に縮小する場面があった。ドイツで来週20日から新型コロナの感染拡大を防ぐために導入した行動規制が一部緩和されることになり、米国でも経済活動の早期再開の思惑が高まった。

ナスダック総合株価指数は前日比122.56ポイント(1.4%)安の8393.18と5営業日ぶりに反落した。テキサス・インスツルメンツなど半導体株の一角が売られた。一方、ネット通販のアマゾン・ドット・コムと動画配信のネットフリックスは続伸し、ともに上場来高値を更新した。

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