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米国・欧州株概況

米国株、ダウ大幅続伸し495ドル高 米経済対策の合意を好感 ボーイング急騰

2020/3/26 5:32
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【NQNニューヨーク=戸部実華】25日の米株式市場でダウ工業株30種平均は続伸した。前日比495ドル64セント(2.4%)高の2万1200ドル55セントで終えた。トランプ米政権と与野党の議会指導部が2兆ドル規模の経済対策で25日未明に合意した。後退入りの懸念が強まっている米景気を下支えするとの期待が広がった。上げ幅は一時1300ドルを超えたが、目先の利益確定売りも出て、引けにかけて伸び悩んだ。

経済対策の規模は米国内総生産(GDP)の約1割に相当し、2008年の金融危機後の経済対策(7000億ドル)を大幅に上回る。合意で景気刺激策が早期に実施されるとの見方から幅広い銘柄に買いが入った。

航空機のボーイングが2割強上げ、1銘柄でダウ平均を210ドル押し上げた。運航を停止する小型機「737MAX」の生産を5月に再開する計画と伝わり、買いが集まった。

航空業界への政府支援策を好感して、航空機・機械のユナイテッド・テクノロジーズも連日で大幅高だった。24日夕に発表した四半期決算で売上高が市場予想を上回ったスポーツ用品のナイキも上げが目立った。

バーナンキ元米連邦準備理事会(FRB)議長が25日の米CNBCで新型コロナウイルスの経済への影響について「世界大恐慌時とは違う」と述べ、米景気が後退局面入りしても長期化しないと示唆し、過度な警戒感が和らいだ面もあった。

前日のダウ平均が過去最大の上げ幅(2112ドル)となった反動で、午前には短期筋による売りで下げに転じる場面もあった。投資家心理を測る指標である米株の変動性指数(VIX)は60を超えており、投資家の先安懸念は払拭されているとはいえない。

ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は反落し、前日比33.56ポイント(0.5%)安の7384.30で終えた。動画配信のネットフリックスが4%安、ネット通販のアマゾン・ドット・コムが3%安と下げが目立った。消費者が自宅で過ごす時間が増え、事業の追い風になるとの見方から、相場下落過程でも堅調に推移していたが、利益確定売りに押された。

交流サイトのフェイスブックが3%安。24日夕、新型コロナの影響で広告収入が下振れすると明らかにし、嫌気した売りが出た。同様に広告収入に依存する検索サイトのアルファベットも連れ安した。

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