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米国株、ダウ2112ドル高 上げ幅過去最大 米経済対策の合意期待で

【NQNニューヨーク=横内理恵】24日の米株式相場は大幅に3営業日ぶりに反発した。ダウ工業株30種平均は前日比2112ドル98セント(11.4%)高の2万0704ドル91セントと2万ドル台を回復して終えた。上げ幅は13日(1985ドル)を上回って過去最大だった。新型コロナウイルスに対応した大規模な経済対策で米与野党の協議が進展し、近く合意するとの期待が強まった。

ダウ平均は前日にほぼ3年4カ月ぶりの安値で終えており、自律反発を見込んだ買いや売り方の買い戻しも膨らんだ。相場は引けにかけて上げ幅を広げ、ほぼこの日の高値で終えた。

朝方から買いが集まった。経済対策を巡り、野党・民主党のペロシ下院議長が共和党指導部との合意に楽観を示したと伝わった。共和党の上院トップのマコネル院内総務や民主の上院トップのシューマー院内総務による協議の進展を示唆する発言も報じられた。経済対策は2兆ドル前後となる見込みで、米景気の急激な落ち込みが緩和されるとの期待が強まった。

米連邦準備理事会(FRB)が23日に国債や不動産ローン担保証券(MBS)の資産購入を無制限にすることを決めたうえ、社債市場への資金供給の開始も発表した。FRBなど主要国の中央銀行が相次いで金融緩和を打ち出しており、市場の流動性低下や信用収縮が緩和するとの見方も買い安心感につながった。

IHSマークイットが24日発表した3月の米購買担当者景気指数(PMI)速報値は急低下し、総合指数とサービス業指数が2009年の統計開始以来で過去最低となった。ユーロ圏やドイツのPMIもサービス業指数が大幅に低下した。ただ欧米で感染が拡大したことによる外出制限措置などで経済活動が停滞し、PMIも急低下が予想されていたため、相場の反応は目立たなかった。

政府による航空業界支援策が近くまとまるとの期待から、航空機のボーイングや航空機・機械大手のユナイテッド・テクノロジーズの上げが目立った。投資削減策や年間配当を維持する方針を示した石油大手のシェブロンや、ここ最近の下げがきつかったクレジットカードのアメリカン・エキスプレス(アメックス)も急騰した。

ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は同557.18ポイント(8.1%)高の7417.86で終えた。

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