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米国・欧州株概況

米国株、ダウ続落し424ドル安 原材料高を懸念、長期金利上昇も重荷

2018/4/25 5:27
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【NQNニューヨーク=森田理恵】24日の米株式市場でダウ工業株30種平均は5日続落し、前日比424ドル56セント(1.7%)安の2万4024ドル13セントで終えた。朝方の四半期決算を手掛かりに工業製品のスリーエム(3M)と建機のキャタピラーが急落し、相場全体を下押しした。ハイテク株安も投資家心理を冷やし、ダウ平均の下げ幅は600ドルを超える場面があった。

3Mは2018年1~3月期決算にあわせ、18年12月期通期の業績見通しを下方修正した。キャタピラーは決算説明会で最高財務責任者(CFO)が1~3月期の1株利益が今年のピークだったとの見方を示し、先行き収益鈍化が警戒された。両銘柄によるダウ平均の押し下げ幅は165ドルに及んだ。

3Mとキャタピラーがともに原材料費の上昇を収益低下の理由に挙げたため、機械など資本財関連を中心に業績への警戒感が強まった。あす25日に決算発表を予定する航空機のボーイングなどに売りが波及した。

前日夕に発表した四半期決算で売上高営業利益率が低下したのが嫌気され、アルファベット(グーグル)株が5%安で引けた。アマゾン・ドット・コムやネットフリックスなどハイテク株全般に売りが広がり、投資家心理を冷やした面もあった。ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は4日続落し、前日比121.249ポイント(1.7%)安い7007.352で終えた。

債券市場で米長期金利が14年1月以来およそ4年3カ月ぶりに節目の3%に上昇した。債券に比べた株式の相対的な割高感が意識され、ハイテク株などの手掛けづらさにつながった面もあった。

業種別S&P500種株価指数は全11業種のうち「資本財・サービス」「素材」「IT(情報技術)」など8業種が下落した。「電気通信サービス」「公益事業」「不動産」は上げた。

航空機・機械のユナイテッド・テクノロジーズ(UTC)は1~3月期決算とともに業績見通しを引き上げたが、次第にキャタピラーに連れ安し、下げて終えた。保険のトラベラーズや飲料のコカ・コーラも決算を受けて売りが出た。鉱山のフリーポート・マクモランは15%安と急落した。

冷蔵庫部品事業を日本電産に売却すると発表した家電大手ワールプールは上昇。決算で利益が予想ほど落ち込まなかった大型バイクのハーレー・ダビッドソンも買われた。ダウ平均銘柄ではゼネラル・エレクトリック(GE)やインテル、ファイザー、ベライゾン・コミュニケーションズなどが上昇した。

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