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米国・欧州株概況

米国株、8日続伸 ダウ68ドル高 米中関係に改善期待、午後は伸び悩む

2018/5/15 5:37
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【NQNニューヨーク=横内理恵】14日の米株式市場ではダウ工業株30種平均が8日続伸した。前週末比68ドル24セント(0.3%)高の2万4899ドル41セントと3月16日以来、およそ2カ月ぶりの高値で終えた。8日続伸は昨年9月8日~20日の9日続伸以来の連続上昇記録となる。米中の貿易摩擦への警戒感が和らぎ、買い安心感が広がった。

トランプ米大統領が13日、中国の通信機器大手、中興通訊(ZTE)について「ビジネスに速やかに戻れるよう中国の習近平(シー・ジンピン)国家主席とともに取り組んでいる」とツイッターに投稿した。米政府は4月中旬に米企業にZTEとの取引を禁じる制裁を科していたが、制裁を緩和する方針を示唆したと受け止められた。これをきっかけに米中の通商摩擦が和らぐとの期待が強まった。

半導体のクアルコムによるオランダの車載半導体大手、NXPセミコンダクターズの買収について、中国当局が独占禁止法上の審査を再開したとも報じられた。中国当局はZTEへの制裁の報復として審査を棚上げしていたとされる。15~19日には中国の劉鶴副首相が訪米し、通商問題の公式協議に臨む。米中の対話が進む可能性が意識された。

クアルコムやNXPの株価が上昇。ZTEとの取引が大きい通信機器のアカシア・コミュニケーションズやフィニサーなども買われた。売上高に占める中国事業の比率が高い建機のキャタピラーや航空機のボーイングも上げた。

ダウ平均は163ドル高まで上げる場面があったが、午後にかけては伸び悩んだ。上昇が続いてきたうえ、一時2カ月ぶりに節目の2万5000ドルに近づき、利益確定売りも出やすかった。

ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は反発した。同8.432ポイント(0.1%)高の7411.315と3月16日以来、およそ2カ月ぶりの高値で終えた。

業種別S&P500種株価指数(全11業種)では「ヘルスケア」「エネルギー」など4業種が上昇し、「不動産」などが下げた。

原油相場の上昇を受けてエクソンモービルなど石油株が買われた。事業売却に向けて動き始めたと発表した小売りのシアーズ・ホールディングスが大幅高。ダウ平均の構成銘柄では医療保険のユナイテッドヘルス・グループや小売りのウォルマートが上げた。

事務機器のゼロックスが大幅下落。富士フイルムホールディングスによる買収合意を撤回すると発表し、売りが膨らんだ。新製品の発売が計画よりも遅れると明らかにした製薬のペリゴも安い。ダウ平均銘柄では保険のトラベラーズや日用品のジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)が下げた。

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