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米国株、ダウ4日続伸し248ドル高、過去最高値 早期の経済対策期待で

【NQNニューヨーク=横内理恵】4日の米株式市場でダウ工業株30種平均は4日続伸した。前日比248ドル74セント(0.8%)高の3万0218ドル26セントで終え、過去最高値を更新した。朝方発表の11月の米雇用統計が市場予想を下回り、追加の経済対策の必要性が増したとの見方が広がった。対策法案の早期成立期待が強まり、景気敏感株中心に幅広い銘柄に買いが入った。買いの勢いは終日続き、ダウ平均はこの日の高値で終えた。

雇用統計では景気動向を映す非農業部門の雇用者数は前月比24万5000人増と市場予想(45万人増程度)を大幅に下回った。10月(61万人増)からも大幅に鈍化した。新型コロナウイルスの感染再拡大で多くの州や都市で外出制限などの行動規制が強まっている。サービス業を中心に雇用回復にブレーキがかかりつつあるとの懸念が強まった。

米民主党のペロシ下院議長は雇用統計を受けて4日、合意への「機運が高まっている」と指摘した。ペロシ氏と共和党上院トップのマコネル院内総務は3日に経済対策の協議を再開し、引き続き交渉を続けるとみられている。

米大統領選で当選を確実にしたバイデン前副大統領も4日の演説で「米景気は失速しつつあり、議会は救済策づくりで即座に行動が必要だ」と述べ、追加の財政出動を早期に決定するよう要請した。与野党が早期に合意に至るとの観測が一段と高まった。

景気対策の早期成立を織り込んだ買いで建機のキャタピラーや石油のシェブロンなど景気敏感株が高い。追加の経済対策で国債発行が増えるとの観測から米長期金利が上昇し、ゴールドマン・サックスやJPモルガン・チェースなど金融株も買われた。

ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は続伸し、前日比87.050ポイント(0.7%)高の1万2464.232と連日で過去最高値を更新した。顧客情報管理(CRM)のセールスフォース・ドットコムが上げたほか、クアルコムやマイクロン・テクノロジーなど半導体株への買いも目立った。

多くの機関投資家が運用指標とするS&P500種株価指数は反発し、前日比32.40ポイント(0.9%)高の3699.12と過去最高値を更新した。

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