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米国株 ダウ続落し276ドル安 中国株安を嫌気、一時は1万7000ドル割れ

【NQNニューヨーク=岩切清司】2016年最初の取引となった4日の米株式市場で、ダウ工業株30種平均は年始の休場を挟み3日続落した。終値は前年末比276ドル09セント(1.6%)安の1万7148ドル94セントとなった。3日間の下げ幅の合計は572ドルに上る。中国株の急落を受けて日欧の株式相場が下落した流れが波及した。

中国では経済指標の悪化を嫌気し上海株などが急落。株価変動に対応し取引を一時停止する「サーキットブレーカー」が発動されるなど、中国市場の混乱が鮮明となった。日本市場のほか欧州でも株式に売りが先行した。

世界同時株安の様相が深まると米株式市場も朝方から売り一色で始まった。ダウ平均の下げ幅は一時、467ドルに拡大し、取引時間中としては約2カ月半ぶりに1万7000ドルの大台を割り込む場面もあった。「中国に端を発する世界株安は世界景気の減速懸念が背景にあった」(スタイフェル・ニコラスのチャド・モーガンランダー氏)との指摘があった。

サプライマネジメント協会(ISM)が発表した15年12月の製造業景況感指数や11月の建設支出がいずれも市場予想に反して悪化した。米景気の先行きに対する不安感も相場を下押しした。

サウジアラビアがイランとの国交を断絶すると表明するなど、中東の地政学リスクも投資家心理を冷やした。

ナスダック総合株価指数も3日続落。104.322ポイント(2.1%)安の4903.089となり、15年10月21日以来ほぼ2カ月半ぶりの安値を付けた。

業種別S&P500種株価指数は「金融」や「ヘルスケア」、「一般消費財・サービス」を中心に全10業種が下落した。ニューヨーク証券取引所(NYSE)の売買高は約11億1000万株(速報値)、ナスダック市場は約21億2000万株(同)だった。

動画配信のネットフリックスは、証券会社の格下げが売り材料視されて下げた。電気自動車(EV)メーカーのテスラ・モーターズは前年の出荷台数が予想の下限に近かったことで失望売りが優勢となった。米配車アプリ大手のリフトへの出資が明らかになった自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)は相場全体の地合いの悪化から下落した。

小売りのウォルマート・ストアーズやアップル、建機のキャタピラーが高い。

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