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米国・欧州株概況

米国株、ダウ続伸し98ドル高 主要3指数が最高値 景気期待で

2018/1/4 7:17
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【NQNニューヨーク=川内資子】3日の米株式相場は続伸した。ダウ工業株30種平均は前日比98ドル67セント(0.4%)高の2万4922ドル68セントと、昨年12月28日以来3営業日ぶりに過去最高値を更新した。世界景気の拡大を背景とした米企業業績の改善を見込み、IT(情報技術)や石油関連株を中心に買いが優勢となった。

米サプライマネジメント協会(ISM)が発表した昨年12月の製造業景況感指数は前月比で市場予想に反して上昇し、11月の建設支出は市場予想を上回って増えた。前日発表の世界の製造業の景況関連指標も上昇。世界経済の堅調さが続くとの期待が強まり、投資家心理が上向いた。

証券会社が投資判断を引き上げたIBMが大きく上げ、ダウ平均を29ドルあまり押し上げた。半導体大手インテルの製品に不具合があると報じられ、同業のアドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)やエヌビディアなどが軒並み大きく上昇した。アルファベット(グーグル)など主力のネット関連株の一角も買われ、相場をけん引した。

ニューヨーク原油先物相場が約2年7カ月ぶりの水準に上昇した。採算改善につながるとの期待からエクソンモービルなど石油株も買い直され、相場を押し上げた。ダウ平均の上げ幅は一時117ドルに達した。

米連邦準備理事会(FRB)は午後2時、昨年12月開催分の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨を公表した。今後の利上げペースなどに関してFOMCメンバーの意見が分かれていると受け止められたが、株式相場の反応は目立たなかった。

ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は同58.633ポイント(0.8%)高の7065.531で終えた。S&P500種株価指数は節目の2700を初めて上回った。ダウ平均とあわせ、主要3指数が過去最高値を更新した。

業種別S&P500種株価指数では全11種のうち「エネルギー」「IT」「ヘルスケア」など8種が上昇。一方、「電気通信サービス」「公益事業」「生活必需品」が下げた。

電力大手ドミニオン・エナジーが買収すると発表した同業中堅のスキャナは急伸。ドミニオンは下げた。昨年12月の新車販売台数が市場予想を上回ったゼネラル・モーターズ(GM)とフォード・モーターが上昇。アナリストによる投資判断の引き上げが伝わったITのオラクルも高い。

ダウ平均の構成銘柄では化学のダウ・デュポン、機械・航空機関連のユナイテッド・テクノロジーズ、医療保険のユナイテッドヘルス・グループが高い。

一方、インテルが3%超下げた。中国の電子商取引最大手のアリババ集団による買収計画が米当局に承認されなかったと伝わった国際送金サービスの米マニーグラム・インターナショナルが急落した。

ダウ平均構成銘柄では通信のベライゾン・コミュニケーションズや金融のゴールドマン・サックス、外食のマクドナルドが下げた。

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