最新の市場情報

※営業日はリアル更新
日経平均株価(円) 20,347.48 +37.02
日経平均先物(円)
大取,17/12月
20,220 +80

[PR]

米国・欧州株概況

米国株、ダウ続伸し59ドル高 連日最高値、感謝祭の祝日前で上値重い

2016/11/24 6:24
共有
保存
印刷
その他

 【NQNニューヨーク=神能淳志】23日の米株式市場でダウ工業株30種平均は3日続伸した。終値は前日比59ドル31セント(0.3%)高の1万9083ドル18セントと、連日で過去最高値を更新した。トランプ次期米大統領の経済政策への期待が引き続き株式相場を支えた。もっとも、感謝祭の祝日を翌日に控え、積極的に上値を追う動きも限られた。

 午前に発表された10月の米耐久財受注額は前月比4.8%増と市場予想(2.7%増)を上回った。IHSマークイットの米製造業購買担当者景気指数(PMI)速報値も11月は市場予想を超えて改善。11月の米消費者態度指数(ミシガン大学、確報値)も速報段階から上方修正され、米景気回復への期待が株式相場を支えた。

 取引開始前に発表した8~10月期決算で業績が市場予想ほど落ち込まなかった農機・建機のディアが急伸した。建機大手のキャタピラーに思惑的な買いが波及したほか、航空機・機械関連のユナイテッド・テクノロジーズなどの製造業関連株が買われたことも相場を押し上げた。機関投資家の多くが運用指標に据えるS&P500種株価指数も連日で最高値を更新した。

 だが、ダウ平均の上げ幅も限定的だった。この日は祝日前とあって連日の上げで目先の利益確定を目的とした売りが出やすかった。米長期金利は一時、約1年4カ月ぶりの水準に上昇。投資妙味が薄れるとの見方から、継続的な配当が期待される不動産投資信託(REIT)や公益事業株が売られたことも相場の重荷となった。

 ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は3営業日ぶりに反落し、前日比5.672ポイント(0.1%)安の5380.678で終えた。契約している貨物輸送会社がストに入ったアマゾン・ドット・コムのほか、アップルやフェイスブック、グーグルの持ち株会社アルファベットなど主力株が軒並み下げ、指数を押し下げた。

 業種別S&P500種株価指数は全11業種のうち7業種が上げた。「資本財・サービス」や「電気通信サービス」などが上昇。一方で「公益事業」や「不動産」などが下落した。

 IT(情報技術)大手のヒューレット・パッカード・エンタープライズ(HPE)が高い。前日夕に発表した四半期決算は減収減益だったが、1株利益が市場予想を上回ったことなどを好感した買いが優勢だった。

 ダウ平均の構成銘柄ではクレジットカードのアメリカン・エキスプレスや通信のベライゾンが上昇。年末商戦の幕開けとなる25日の「ブラックフライデー」を前に小売り大手のウォルマート・ストアーズも買われた。

 一方で、製薬のイーライ・リリーが急落した。開発中のアルツハイマー型認知症向けの治療薬が臨床試験で有効な結果が出なかったと発表し、業績の先行き不透明感から売られた。

 前日夕に発表した四半期決算で業績見通しが期待に届かなかったパソコン・プリンターのヒューレット・パッカード(HP)が大きく下落。マイクロソフトや半導体のインテルなども売られた。

共有
保存
印刷
その他

電子版トップマーケットトップ

新着記事一覧

読まれたコラム