米国株、ダウ3日続落で119ドル安 企業業績に懸念 キャタピラー安い

2015/7/24付
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【NQNニューヨーク=古江敦子】23日の米株式市場でダウ工業株30種平均は大幅に3日続落し、終値は前日比119ドル12セント(0.7%)安の1万7731ドル92セントだった。低調な4~6月期決算を発表した工業製品・事務用品のスリーエム(3M)や建機のキャタピラーが大きく下げ、指数を押し下げた。米企業業績の先行き不透明感が強まり、幅広い銘柄に売りが広がった。

キャタピラーが発表した四半期決算は前年同期比で大幅な減収減益となり、市場予想も下回った。スリーエム(3M)は減収となり、通期の1株利益見通しの上限を引き下げた。アメリカン・エキスプレス(アメックス)は前日夕の減収減益の決算発表を受け売られた。米主要企業が相次ぎ低調な決算を発表し、今後の企業決算への警戒感が広がった。ダウ平均の下げ幅は一時146ドルに達した。

原油など国際商品相場の下落基調が続き、投資家心理を冷やした面もあった。エネルギーなど資源需要の落ち込みは世界景気が先行き減速するとの連想につながり、エネルギーや素材関連銘柄に売りを誘った。

ハイテク比率が高いナスダック総合株価指数も3日続落し、25.360ポイント(0.5%)安の5146.409で終了した。

業種別S&P500種株価指数は「素材」や「公益事業」、「資本財・サービス」など全10業種が下落した。ニューヨーク証券取引所(NYSE)の売買高は約8億6000万株(速報値)、ナスダック市場は19億5000万株(同)だった。

個別銘柄では、4~6月期決算が減収となった化学のダウ・ケミカルが下落。外食のマクドナルドは買いが先行したが、減収減益を嫌気した売りに押されて終えた。アップルやゼネラル・エレクトリック(GE)、機械・航空関連のユナイテッド・テクノロジーズも下げた。

一方、大幅な増益決算を発表した自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)が上昇。決算が市場予想を上回ったバイオ製薬のセルジーンも上げた。マイクロソフトやネットワーク機器大手のシスコシステムズも高い。

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