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米国株、ダウ反発し399ドル高 ワクチン普及の期待で S&P500種は最高値

【NQNニューヨーク=戸部実華】13日の米株式市場でダウ工業株30種平均は3日ぶりに反発した。前日比399ドル64セント(1.4%)高の2万9479ドル81セントで終えた。前日は新型コロナウイルスの感染拡大を懸念した売りが広がり、300ドル強下落した。売りがひとまず一巡し、ワクチンの普及が追い風になる景気敏感株を中心に買いが優勢になった。

多くの機関投資家が運用の参考とするS&P500種株価指数は、前日比48.14ポイント(1.4%)高の3585.15と過去最高値を2カ月ぶりに更新した。ダウ平均は2月に付けた過去最高値(2万9551ドル42セント)にあと70ドルほどに迫った。

今週は新型コロナワクチンや治療薬の開発を巡る好材料が出て、早期実用化の期待が高まった。普及すれば経済活動の正常化を後押しするとの期待が強い。13日も航空機のボーイングやクレジットカードのアメリカン・エキスプレス(アメックス)、石油のシェブロンなど景気敏感とされる銘柄が買われた。

クルーズ船のカーニバルや空運のデルタ航空など旅行・レジャー関連株の上げも目立った。米長期金利が小幅に上昇し、金融のゴールドマン・サックスやJPモルガン・チェースも高い。

米国の1日あたりの新型コロナ感染者数は12日に15万人を超え、過去最多を更新した。市場では「感染拡大を考えると景気敏感株への買いには戸惑いもあるが、ワクチン普及による業績回復への期待が上回った」(ダコタ・ウェルスのロバート・パブリック氏)との声が聞かれた。

決算を受けた買いも相場を支えた。前日夕に市場予想を上回る四半期決算を発表したネットワーク機器のシスコシステムズが7%高。前日夕に市場予想を上回る四半期決算を発表し、アナリストの目標株価の引き上げが相次いだ映画・娯楽のウォルト・ディズニーも2%上げた。

ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は反発し、前日比119.697ポイント(1.0%)高の1万1829.286で終えた。グーグルの親会社アルファベットやSNS(交流サイト)のフェイスブックが高い。半導体関連株の一角も買われた。

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