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米国株、反発 ダウ17ドル高 ハイテク株に業績期待の買い

【NQNニューヨーク=横内理恵】22日の米株式相場は反発した。ダウ工業株30種平均は前週末比17ドル70セント(0.1%)高の2万7171ドル90セントで終えた。今週は主要企業の決算発表が佳境を迎え、業績期待の買いが優勢だった。アナリストの目標株価や投資判断の引き上げなどを受けてアップルや半導体関連株が上昇し、ハイテク株全体に買いが波及した。

今週は主要500社の2割以上が決算発表を予定し、フェイスブックやアマゾン・ドット・コム、アルファベットなど大型ハイテク企業の発表が相次ぐ。前週までに四半期決算の発表を終えた企業の8割近くで利益が市場予想を上回っており、市場では業績上振れの期待が高まっている。

決算発表を前にしてアナリストの目標株価や投資判断の引き上げも相次いでいる。モルガン・スタンレーが目標株価を引き上げたアップルが2%強上昇。ゴールドマン・サックスが投資判断を「買い」に引き上げた半導体のマイクロン・テクノロジーや、半導体製造装置のアプライドマテリアルズも大幅高となった。これらがハイテク株全体の買いに広がり、フェイスブックやインテルなどの上昇が目立った。

米CNBCなどが、米連邦政府の債務上限引き上げや今後2年間の歳出案で米政府と議会の合意が近いと報じた。米国債が債務不履行に陥るとの警戒感が後退し、ダウ平均は70ドルあまり上昇する場面があった。

ただ、上値は重かった。ホルムズ海峡でイランが英タンカーを拿捕(だほ)し、イランと米英の緊張が強まっている。中東情勢への懸念が投資家心理の重荷となった。主要株価指数が過去最高値圏で推移しており、利益確定売りも出やすかった。

2度の墜落事故を起こした主力機「737MAX」の運航再開にめどが立たない航空機のボーイングが安い。ベビーパウダーを巡る訴訟が業績を圧迫するリスクが高まっているとの見方からジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)も下げた。両銘柄がダウ平均を押し下げた面もあった。

ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数も反発し、同57.648ポイント(0.7%)高の8204.137で終えた。

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