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米国・欧州株概況

米国株、反落しダウ460ドル安 米欧指標の下振れで、ボーイング下落も響く

2019/3/23 5:20
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【NQNニューヨーク=森田理恵】22日の米株式市場でダウ工業株30種平均は急反落し、前日比460ドル19セント(1.8%)安の2万5502ドル32セントとこの日の安値圏で終えた。米欧で発表された製造業関連の経済指標が市場予想を下回り、世界経済の減速懸念が強まった。航空機のボーイングやスポーツ用品のナイキが売られたのも重荷だった。

大幅に下落した22日のニューヨーク証券取引所=ロイター

IHSマークイットが22日発表した3月のドイツ製造業購買担当者景気指数(PMI)速報値が好不況の節目とされる50を大幅に割り込み、2012年8月以来の低水準となった。ユーロ圏PMIの製造業指数も6年ぶりの低水準となったほか、米国でもPMIの製造業指数が1年9カ月ぶりの水準に下げた。投資家心理が冷え込み、米国株を売る動きが広がった。

一連の指標を受け、米債券市場では長期金利が1年3カ月ぶりの水準に急低下(価格は上昇)した。政策金利に連動しやすい短期金利はそれほど下がらず、一部で長期金利が短期金利の水準を下回る「逆イールド」が発生した。銀行の収益が圧迫されるとの見方からゴールドマン・サックスなど金融株が下落。逆イールドが先行きの景気後退を示唆するとの懸念もリスク回避姿勢を一段と強めた。

機関投資家の多くが運用の指標とするS&P500種株価指数は年初から14%上昇し、約5カ月ぶりの高値圏にあった。市場では「良い材料を先に織り込んで相場が上昇してきたため、指標の悪化に反応し持ち高調整目的の売りが出た」(米株の営業担当者)との声があった。

ボーイングの新型小型機「737MAX」の2度の墜落事故を受け、インドネシア国営のガルーダ・インドネシア航空が同型機の発注をキャンセルする意向を伝えていたことが22日に判明。ナイキは前日夕の四半期決算で主力の北米売上高が市場予想を下回った。株価はともに大幅に下げ、2銘柄でダウ平均を110ドル以上、押し下げた。

ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は6営業日ぶりに反落し、前日比196.292ポイント(2.5%)安の7642.667で終えた。動画配信のネットフリックスや半導体のエヌビディアなどの下げが目立った。前日に急伸したアップルのほか、アマゾン・ドット・コムやマイクロソフト、アルファベット(グーグル)など主力株が軒並み下げた。

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