最新の市場情報

「※」は20分以上遅延
日経平均株価(円) 23,306.06 -213.95
日経平均先物(円)
大取,19/12月 ※
23,310 -240

[PR]

米国・欧州株概況

米国株、ダウ続落し12ドル安 原油安に警戒、大手銀行株の下落も重荷

2017/6/23 5:25
保存
共有
印刷
その他

【NQNニューヨーク=森田理恵】22日の米株式市場でダウ工業株30種平均は小幅に3日続落し、前日比12ドル74セント(0.1%)安の2万1397ドル29セントで終えた。共和党上院による医療保険制度改革法(オバマケア)代替法案の公表を受けてヘルスケア株が買われ、日中のダウ平均は小幅高で推移する場面が多かった。ただ、原油相場に対する警戒感が根強く、引けにかけて売りに押された。

前日に期近物として約10カ月ぶりの安値を付けた指標油種のWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の戻りが鈍い。市場では「原油安が続く場合はヘッジファンドなどの運用成績に影響しかねない」(日系証券の営業担当者)として警戒する声が多い。

ゴールドマン・サックスが下げ、ダウ平均を下押しした。大手銀行株は総じて値動きがさえなかった。米連邦準備理事会(FRB)が大手銀行を対象としたストレステスト(健全性審査)の結果を22日夕に発表するのを前に、様子見ムードが広がった。足元で進む長短金利差の縮小も銀行株の売り材料になっている。

一方、ヘルスケア株への買いが相場を下支えした。医療保険制度改革法(オバマケア)の見直し巡る不透明感が晴れるとの見方に加え、薬価引き下げ圧力が想定ほど強くないとの期待が関連株の買いにつながった。ダウ銘柄では、ファイザーやメルクなどの医薬株、医療保険のユナイテッドヘルス・グループ、日用品のジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)が上昇した。

ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は小幅に続伸し、前日比2.732ポイント(0.0%)高の6236.685で終えた。

業種別S&P500種株価指数は全11業種のうち7業種が下落した。「生活必需品」「金融」などが下げた。一方、「ヘルスケア」「素材」などが上げた。

2017年3~5月期決算が大幅減益だったコンサルティングのアクセンチュアが急落。会員制卸売り大手のコストコ・ホールセールやドラッグストアのウォルグリーンズ・ブーツ・アライアンスなど小売株の一角が安い。

ダウ平均の構成銘柄では、ゼネラル・エレクトリック(GE)やクレジットカードのビザ、映画・娯楽のウォルト・ディズニーの下げが目立った。

一方、投資ファンドによる買収が近いと伝わったオフィス用品のステープルズが急伸。前日夕に発表した四半期決算を手掛かりに、IT(情報技術)のオラクルへの買いが続いた。22日に新規株式公開(IPO)した通信会社のアルティスUSAも大幅に上げた。

ダウ銘柄では、外食のマクドナルドや化学のデュポン、IBMが買われた。

保存
共有
印刷
その他

電子版トップマーケットトップ

読まれたコラム