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米国株、ダウ続伸し123ドル高 最高値更新、イエレン議長のハト派発言好感

【NQNニューヨーク=森田理恵】12日の米株式市場でダウ工業株30種平均は大幅続伸し、前日比123ドル07セント(0.6%)高の2万1532ドル14セントで終えた。6月19日以来ほぼ1カ月ぶりに最高値を更新した。米連邦準備理事会(FRB)のイエレン議長が追加利上げに消極的な「ハト派」寄りの姿勢を示したとみなされ、幅広い銘柄に買いが広がった。

化学のデュポンやホームセンターのホーム・デポ、外食のマクドナルドが買われてダウ平均の上昇をけん引した。

イエレン議長は米下院金融サービス委員会で証言し「今後数カ月の物価動向を注視する」と述べた。市場では「利上げ判断をしばらく延期する」(キングスビュー・アセット・マネジメントのポール・ノールト氏)との見方が広がり、低金利環境の継続を期待した買いが広がった。

利上げ観測がひとまず後退し、米債券市場では金利が低下した。割高感が意識されていたハイテク株を中心に買い安心感が浮上し、株式相場を押し上げた。

週間の在庫減を手掛かりに原油先物相場が上昇したことも投資家心理の改善を後押しした。

ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は4日続伸し、前日比67.866ポイント(1.1%)高い6261.171で終えた。

業種別S&P500種株価指数は全11業種が上昇した。「IT(情報技術)」「素材」「不動産」の上げが目立った。

決済大手ペイパルが上場来高値を更新した。スマートフォンなどのコンテンツ代金の支払いで米アップルと提携したと朝方に発表し、業績への期待が高まった。アナリストがペイパルによる買収を提案したと伝わった同業のスクエアも買われた。6月の旅客実績が好調だったユナイテッド・コンチネンタル・ホールディングスやアメリカン航空も高い。投資判断引き上げが伝わった画像処理半導体(GPU)のエヌビディは4%超上げた。

アナリストが投資判断を引き下げた大型バイクのハーレーダビッドソンが大幅安。10日に新規株式公開(IPO)価格を割り込んだ写真・動画共有アプリのスナップにも売りが続いた。金利低下で利ざや拡大期待が後退し、JPモルガン・チェースがダウ構成銘柄で唯一下げた。

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