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米国・欧州株概況

米国株、反落 ダウ109ドル安、米中貿易交渉の進展巡り乱高下

2018/11/3 5:48
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【NQNニューヨーク=横内理恵】2日の米株式相場は4日ぶりに反落した。ダウ工業株30種平均は前日比109ドル91セント(0.4%)安の2万5270ドル83セントで終えた。米中の貿易交渉の進展を巡り期待と懸念が交錯し、相場は乱高下した。前日夕に慎重な業績見通しを示したアップルが急落したのも相場の重荷だった。

米中の貿易交渉の進展を巡り期待と懸念が交錯し、相場は乱高下した(ニューヨーク証券取引所)=ロイター

米中の貿易交渉の進展を巡り期待と懸念が交錯し、相場は乱高下した(ニューヨーク証券取引所)=ロイター

米メディアの報道などを受け米中の貿易協議が進むとの期待が浮上した一方で、2日にはホワイトハウス高官やクドロー米国家経済会議(NEC)委員長が早期の米中の貿易合意に否定的な見方を示した。米中の歩み寄りは容易ではなく、貿易摩擦の解消には時間がかかるとの見方が改めて意識された。

ダウ平均は300ドルあまり下げる場面があった。ただトランプ米大統領が2日午後に記者団に対して「中国とは取引(ディール)できると思う。すべての人にとってとても公平なディールだ」などと述べ、改めて米中の貿易交渉に楽観的な見方を示したのを受けて下げ渋って終えた。

前日夕に四半期決算と併せて示した業績見通しが慎重と受け止められたアップルは6%超下げ、1銘柄でダウ平均を100ドル近く押し下げた。8月2日に米企業で初めて1兆ドルに乗せた時価総額が大台を下回る場面があったが、終値では1兆ドルを維持した。

朝方発表の10月の米雇用統計では非農業部門の雇用者数が市場予想以上に伸び、賃金も前年同月比の増加率が加速した。米長期金利が上昇し、米国株の割安感が薄れたことも相場の重荷だった。

ダウ平均は前日までの3日続伸で900ドルあまり上げていた。週末を控え利益確定や持ち高調整の売りも出やすかった。

買いが先行し、200ドル近く上げる場面があった。トランプ米大統領が1日に中国の習近平(シー・ジンピン)国家主席と電話協議し、2日には米ブルームバーグ通信が大統領が複数の閣僚に米中貿易摩擦に歯止めをかけるための合意の草案作成を指示したなどと報じアジアや欧州の株式相場は軒並み上昇した。

ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は同77.063ポイント(1.0%)安の7356.994で終えた。時価総額の大きいアップルの下げに加え、アルファベット(グーグル)やフェイスブックなど主要IT(情報技術)株の一角が売られた。

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