最新の市場情報

「※」は20分以上遅延
日経平均株価(円) 23,516.59 +42.32
日経平均先物(円)
大取,20/12月 ※
23,490 -10

[PR]

米国・欧州株概況

米国株、ダウ反発し469ドル高 原油急騰で市場心理改善

2020/4/3 5:35
保存
共有
印刷
その他

【NQNニューヨーク=戸部実華】2日の米株式市場でダウ工業株30種平均は3日ぶりに反発した。前日比469ドル93セント(2.2%)高の2万1413ドル44セントで終えた。トランプ米大統領が主要産油国の減産を示唆して米原油先物相場が急上昇し、投資家心理が改善した。直近2日間のダウ平均の下げ幅は1400ドル近くとなった後とあって、自律反発狙いの買いも入った。

トランプ米大統領がCNBCテレビやツイッターで「サウジアラビアとロシアが1000万バレルの減産で近く合意する」との見通しを示した。減産幅は1500万バレルに達する可能性もあるという。

原油相場の急騰を受け、石油のシェブロンやエクソンモービルが大幅高となった。2銘柄でダウ平均を70ドル押し上げた。米経済で比重が大きいエネルギー企業の資金繰り悪化への懸念が後退し、幅広い銘柄に買いを誘った。

米長期金利の上昇で利ざや悪化懸念が後退し、JPモルガン・チェースやゴールドマン・サックスといった金融株も買われた。建機のキャタピラーや半導体のインテルなども上昇した。

もっとも、米景気の悪化懸念は強いままだ。2日朝発表の週間の新規失業保険申請件数は過去最多だった前週の2倍に膨らんだ。米ジョンズ・ホプキンス大学の集計によると2日夕現在の世界の感染者数は100万人を超え、米国は23万人以上となった。行動制限が長引き、経済への影響が深刻化するとの懸念を強めた。ダウ平均は下げに転じる場面もあり、相場は不安定だった。

ドラッグストアのウォルグリーンズ・ブーツ・アライアンスが6%安だった。2日に発表した四半期決算は市場予想を上回ったが、決算説明会で3月最終週の売り上げが急減したと明かした。希望退職を募集すると発表した航空機のボーイングも大幅安だった。

ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数も反発し、前日比126.73ポイント(1.7%)高の7487.31で終えた。スマートフォンのアップルとソフトウエアのマイクロソフトが2%上げた。

保存
共有
印刷
その他

関連企業・業界 日経会社情報DIGITAL

電子版トップマーケットトップ

読まれたコラム