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米国株、ダウ8日ぶり反発し1293ドル高 上げ幅過去最大、各国中銀の協調緩和の期待で

【NQNニューヨーク=川内資子】2日の米株式市場でダウ工業株30種平均は8営業日ぶりに大きく反発した。前週末比1293ドル96セント(5.1%)高の2万6703ドル32セントで終えた。上げ幅は2018年12月26日(1086ドル)を上回り過去最大だった。主要中銀が協調して金融緩和に踏み切り、新型コロナウイルスによる景気減速を和らげるとの期待が強まった。大型のハイテク株を中心に幅広い銘柄に買いが優勢となった。

ゴールドマン・サックスは1日付リポートで米連邦準備理事会(FRB)など主要中銀が早ければ今週にも協調利下げに踏み切る可能性を指摘した。パウエルFRB議長は2月28日に利下げを示唆する声明を公表し、日銀や欧州中央銀行(ECB)なども緩和に前向きな姿勢を示したと伝わった。

ダウ平均は日中に伸び悩む場面があったが、取引終了にかけては再び上げ幅を広げ、この日の高値圏で終えた。債券市場で米国債への売りが強まり、長期金利の低下に一服感が出た。投資家のリスク回避姿勢を背景に続いていた米国債への買いに一巡感が出たことも、株買いを誘ったとの指摘があった。

アナリストが投資判断を引き上げたアップルが9%上昇。ソフトウエアのマイクロソフトやSNS(交流サイト)のフェイスブックなど大型ハイテク株が軒並み買われた。新型コロナの影響による米消費者の日用品の買い占めが、短期的に収益を押し上げるとの期待からウォルマートなど小売関連も上げた。医療保険のユナイテッドヘルス・グループも7%上げ、ダウ平均を123ドルあまり押し上げた。

ダウ平均は構成する全30銘柄が上昇し、業種別S&P500種株価指数の全11種が上げた。投資家心理を測る指標である変動性指数(VIX)は前週末比で17%安の33台に下げた。不安心理が高まった状態の20は上回っている。

ナスダック総合株価指数は続伸し、同384.797ポイント(4.5%)高の8952.165で終えた。

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