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米国株、ダウ続伸し117ドル高 貿易摩擦への懸念後退、S&P500最高値

【NQNニューヨーク=横内理恵】1日の米株式市場でダウ工業株30種平均は続伸し、前週末比117ドル47セント(0.4%)高の2万6717ドル43セントで終えた。米中が6月29日に開いた首脳会談で貿易協議の再開で合意した。貿易摩擦がエスカレートするとの警戒感が後退し、投資家心理が上向いた。

ダウ平均は290ドル高まで上げ幅を広げ、昨年10月に付けた過去最高値を上回る場面があった。貿易協議の再開に伴い、米政府が追加関税「第4弾」の発動見送りや、中国通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)への汎用品の輸出を認める方針を示したことが好感された。

iPhone(アイフォーン)も課税対象となる関税第4弾がひとまず回避されたことでアップルが買われた。ファーウェイへの販売再開を好感し、マイクロン・テクノロジーなど半導体株にも買いが広がった。建機のキャタピラーなど資本財の一角も買われた。

買いの勢いが一巡すると伸び悩んだ。米中貿易摩擦への懸念が和らいだことで米連邦準備理事会(FRB)の利下げ観測がやや後退するとの見方があった。米司法省が中型機787の製造工程を調査していると伝わった航空機のボーイングが下げ、ダウ平均を50ドルあまり押し下げた。

6月の米サプライマネジメント協会(ISM)製造業景況感指数は市場予想を上回ったものの、3カ月連続で低下し、2016年10月以来の低水準に沈んだ。中国国家統計局が30日に発表した6月の購買担当者景気指数(PMI)も2カ月連続で拡大・縮小の境目となる50を下回った。世界景気を取り巻く不透明感も相場の重荷となった。

ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は4日続伸し、同84.919ポイント(1.1%)高の8091.163と5月上旬以来の高値で終えた。多くの機関投資家が運用指標とするS&P500種株価指数は3日続伸し、22.57ポイント(0.8%)高の2964.33と過去最高値で終えた。

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