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米国株、3日ぶり反発 ダウ197ドル高 中国関連のハイテク株に買い

【NQNニューヨーク=古江敦子】21日の米株式市場でダウ工業株30種平均は3営業日ぶりに反発した。前日比197ドル43セント(0.8%)高の2万5877ドル33セントで終えた。米政府が中国通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)への輸出禁止について一部の取引に猶予期間を設けると発表した。中国と取引がある米ハイテク企業の業績懸念が和らぎ、ハイテクを中心に幅広い銘柄が買われた。

米政府の発表を受け、ファーウェイに半導体を供給するザイリンクスやクアルコム、インテル、マイクロン・テクノロジーなどが反発した。傘下のグーグルがファーウェイへの基本ソフト「アンドロイド」のサポートを停止すると伝わっていたアルファベットも反発した。販売・生産の両面で中国依存度が大きいアップルも2%上げた。

買いはハイテク以外の中国関連株にも波及した。ダウ平均構成銘柄では中国売上高比率が高い建機のキャタピラーや航空機・機械のユナイテッド・テクノロジーズの上げが目立った。中国で生産するスポーツ用品のナイキも上昇した。

ボーイングの上昇もダウ平均を押し上げた。同社の小型旅客機「737MAX」の墜落事故は「鳥の衝突が原因」との報道が出て、責任が軽減される可能性が意識された。ダウ平均の上げ幅は一時218ドルに達した。

ハイテク比率が高いナスダック総合株価指数も3営業日ぶりに反発し、前日比83.349ポイント(1.1%)高の7785.724で終了した。

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