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米国・欧州株概況

米国株、4日ぶり反発 ダウ14ドル高 押し目買いも北朝鮮懸念は重荷

2017/8/12 5:52
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【NQNニューヨーク=川内資子】11日の米株式相場は4営業日ぶりに反発した。ダウ工業株30種平均は前日比14ドル31セント(0.1%)高の2万1858ドル32セントで終えた。前日に200ドル強下げた後とあって、アップルなどハイテク株の一角に押し目買いが入り相場を支えた。ただ北朝鮮情勢の緊迫化への警戒感は根強く、上値は重かった。

 ダウ平均は前日にアップルやネットワーク機器のシスコシステムズなどの下落が響き、大幅安となった。11日はこうした銘柄が買い戻され、相場を押し上げた。

 11日朝に出た7月の米消費者物価指数(CPI)は前月比0.1%上昇と市場予想を下回った。これを受け、米連邦準備理事会(FRB)が利上げに慎重になるとの見方が浮上。余剰資金が株式市場に流入しやすい状況が続くとの見方も買いを促した。ダウ平均は一時67ドル高まで上昇した。

 ただ、上値は重かった。米国と北朝鮮の武力衝突の懸念がくすぶり、週末前に投資家が積極的にリスクを取る動きは限られた。トランプ米大統領は11日、ツイッターに「軍事的解決策を取る準備は完全に整っている」と投稿し、北朝鮮への強硬姿勢を改めて示した。

 ナスダック総合株価指数は4営業日ぶりに反発し、同39.684ポイント(0.6%)高の6256.556で終えた。指数は前日に2%超と大きく下げていたため、アップルやアルファベット(グーグル)など主力株に押し目買いが入った。

 業種別S&P500種株価指数では全11種のうち「IT(情報技術)」「一般消費財・サービス」「ヘルスケア」など5種が上昇。一方、「エネルギー」「公益事業」などが下げた。

 証券会社による目標株価の引き上げが伝わった旅行情報サイトのトリップアドバイザーが大きく上昇。百貨店のノードストロームは小高い。前日夕に発表した四半期決算が市場予想を上回ったことが好感された。もっとも、販売低迷への警戒感も強く、買い一巡後は伸び悩んだ。

 ダウ平均構成銘柄ではマイクロソフトや航空機のボーイング、映画・娯楽のウォルト・ディズニー、ホームセンターのホーム・デポが高い。

 百度(バイドゥ)や騰訊控股(テンセント)など中国のネット検索サービス大手の米預託証券(ADR)は小高い。中国当局が国家の安全を脅かす情報を流す利用者がいるとしてネットサービス大手の調査に着手したと伝わったが、ADRの反応は限られた。

 一方、前日夕に発表した決算でデータセンター向け半導体の売上高の伸びが鈍化した半導体のエヌビディアは5%安。1株当たり赤字が市場予想より大きかった百貨店のJCペニーは17%下げた。決算で赤字幅が拡大し、利用者数が市場予想ほど伸びなかった写真・動画共有アプリのスナップは急落し上場来安値を更新した。

 ダウ平均の構成銘柄では保険のトラベラーズや石油のエクソンモービル、銀行のJPモルガン・チェースが下げた。

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