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米国・欧州株概況

米国株、ダウ続伸し42ドル高 主要3指数が最高値 業績期待の買い

2017/10/12 5:42
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【NQNニューヨーク=川内資子】11日の米株式相場は続伸した。ダウ工業株30種平均は前日比42ドル21セント(0.2%)高の2万2872ドル89セントと連日で過去最高値を更新した。米主要企業の業績への期待感が根強い。ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)など好材料が出た銘柄が買われ相場をけん引した。

 ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数と多くの機関投資家が運用指標とするS&P500種株価指数とあわせ、主要3指数が過去最高値を更新した。

 今週後半から発表が本格化する主要企業の2017年7~9月期決算の上振れ期待が強い。11日は空運のデルタ航空や資産運用のブラックロックが発表した決算が市場予想を上回り、両社の株価が上昇した。証券会社が投資判断を引き上げたJ&Jが大きく上げ、1銘柄でダウ平均を18ドルあまり押し上げた。

 米連邦準備理事会(FRB)が午後に公表した9月開催分の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨では、多くの参加者が経済見通しが大きく変わらなければ年内の利上げが可能とみていたことが明らかになった。ただ、数人は利上げに慎重な姿勢を示していたため、市場ではFRBが将来利上げペースを緩めるとの思惑が浮上し、株買いを促した。主な指数は引けにかけて上げ幅を広げ、この日の高値圏で終えた。

 ナスダック総合株価指数は同16.296ポイント(0.2%)高の6603.548と3営業日ぶりに最高値を更新した。

 業種別S&P500種株価指数では全11種のうち「不動産」「IT(情報技術)」「公益事業」など8業種が上昇。一方、「電気通信サービス」「金融」などが下げた。

 業界再編の思惑が強まっているヌーコアなど鉄鋼株が軒並み上昇。アナリストが投資判断を「買い」で始めたと伝わった総合物流のフェデックスが高い。ダウ平均の構成銘柄では、前日に大きく上げたウォルマート・ストアーズへの買いが続き、外食のマクドナルドやクレジットカードのビザが上げた。

 一方、銀行のシティグループが下げた。国際通貨基金(IMF)が持続的な利益確保が難しい金融機関の1つに挙げたのが嫌気された。証券会社が目標株価を引き下げたゼネラル・エレクトリック(GE)が安い。31日付で「タペストリー」に社名を変更すると発表した高級皮革品のコーチも売られた。製薬のメルクや映画・娯楽のウォルト・ディズニーが安い。

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