米国株、続伸 ダウ102ドル高 9月利上げ観測弱まる、原油下げ渋りで買い戻し

2015/9/12付
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【NQNニューヨーク=横内理恵】11日の米株式相場は続伸した。ダウ工業株30種平均は前日比102ドル69セント(0.6%)高の1万6433ドル09セント、ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は同26.090ポイント(0.5%)高の4822.341でそれぞれ終えた。9月の利上げ観測がやや弱まり、買いを誘った。

9月の米消費者態度指数速報値(ミシガン大学調べ)が市場予想よりも悪化した。16~17日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で米連邦準備理事会(FRB)が利上げに踏み切るとの観測が弱まったとの指摘があった。FRBが利上げを先送れば、株式市場に資金が入りやすい環境がしばらく続くとして好感された。

今週は相場が上げて終える日が多く、下値の堅さが意識された面もあった。11日も午前は売りが優勢だったが、午後には上げに転じて終えた。朝方に下げが目立ったニューヨーク原油先物相場が下げ渋り、石油株の一部が買い戻されたことも相場を支えた。

業種別S&P500種株価指数(全10業種)では、「公益事業」や「一般消費財・サービス」など8業種が上昇し、「エネルギー」と「素材」が下げた。ニューヨーク証券取引所(NYSE)の売買高は約8億3000万株(速報)。ナスダック市場は約16億4000万株(同)だった。

四半期決算が大幅増益だったうえ、決算内容が市場予想を上回った食品のクローガーが大幅高。ダウ平均ではマクドナルドや映画・娯楽のウォルト・ディズニーの上げが目立った。

過去の会計処理について調査していると発表した半導体のマーベル・テクノロジーに売りが膨らんだ。前日夕に発表した決算が大幅減益だったスポーツ衣料のズーミーズも急落した。ダウ平均ではシスコシステムズや化学のデュポンが売られた。

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