2019年7月20日(土)

米国株、ダウ続落し530ドル安 4年ぶり下げ幅、世界景気懸念で

2015/8/22付
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【NQNニューヨーク=川内資子】21日の米株式相場は大幅に4日続落した。ダウ工業株30種平均は前日比530ドル94セント(3.1%)安の1万6459ドル75セントと2014年10月20日以来ほぼ10カ月ぶりの安値で終えた。下げ幅は11年8月8日以来ほぼ4年ぶりの大きさ。中国株式相場や原油価格の下落を受けて、世界経済の減速への警戒感が強まった。米市場でも投資家が運用リスクを避けて株式を売る動きが広がった。

今年5月19日に付けた最高値(1万8312ドル39セント)からの下げ幅は1852ドル(10%)に達した。週間の下げ幅は1017ドル。金融危機が深刻化した08年10月上旬(6~10日の週)以来ほぼ6年10カ月ぶりの大きさだった。

中国の製造業関連指標の悪化を受けて、中国株式相場が連日で大きく下落した。原油先物相場も一時、心理的な節目の40ドルを割り込み、約6年5カ月ぶりの安値を付けた。世界経済が減速しているとの懸念が一段と強まった。

米国でも、エネルギーや個人消費など業績が景気動向に左右されやすい銘柄を中心に幅広い銘柄に売りが膨らんだ。主な株価指数は取引終了にかけて下げ幅を広げ、この日の安値圏で引けた。

ナスダック総合株価指数は同171.449ポイント(3.5%)安の4706.039と2月2日以来ほぼ半年ぶりの安値で終えた。多くの機関投資家が運用指標とするS&P500種株価指数は同64.84ポイント(3.2%)安の1970.89と14年10月27日以来の安値で終えた。

取引も膨らみ、ニューヨーク証券取引所(NYSE)の売買高は約13億4000万株(速報値)、ナスダック市場(同)は約26億9000万株だった。

株式相場の予想変動率を示す変動性指数(VIX、通称・恐怖指数)は急伸。投資家の不安心理の節目をされる20を大きく上回る28台に急上昇した。

業種別S&P500種株価指数は全10種が下落。「エネルギー」や「一般消費財・サービス」、「ヘルスケア」の下げが大きかった。

四半期決算が減収減益となった農機のディアが急落。決算で1株利益が市場予想以上となったスポーツ用品・衣料小売りのフットロッカーも売りに押された。

ダウ平均を構成する30銘柄はすべて下落した。アップルやマイクロソフト、スポーツ用品のナイキの下げが大きかった。

一方、減収減益決算を発表したIT(情報技術)のヒューレット・パッカード(HP)は上昇した。

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