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米国・欧州株概況

米国株、ダウ反落し77ドル安 コロナ感染拡大を警戒 ナスダックは最高値

2020/7/2 5:30
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【NQNニューヨーク=戸部実華】1日の米株式市場でダウ工業株30種平均は3営業日ぶりに反落し、前日比77ドル91セント(0.3%)安の2万5734ドル97セントで終えた。良好な米経済指標や、新型コロナウイルスのワクチン開発が順調に進んでいるとの見方から買いが先行した。ただ、新型コロナウイルスの感染拡大への懸念は根強く、買い一巡後は前日終値近くでもみ合う展開が続いた。取引終了にかけて売りが優勢になり、下げて終えた。

雇用サービス会社ADPが1日発表した6月の雇用者数は前月比236.9万人増と市場予想(250万人増)を下回ったが、5月分が276万人減から306.5万人増に大幅に上方修正された。米サプライマネジメント協会(ISM)が発表した6月の製造業景況感指数は52.6と、市場予想(49.5)を上回り、好不況の境目である50を4カ月ぶりに上回った。米景気の回復が続いていると受け止められた。

製薬大手のファイザーが1日、新型コロナワクチンの初期の臨床試験(治験)で良好な結果を得たと発表した。発表を受け、ファイザー株は3%上昇した。ダウ平均は朝方に上げ幅が200ドルを超える場面があった。

ただ、買いの勢いは続かず、次第に伸び悩み、前日終値を挟んでもみ合う展開となった。米国では新型コロナの感染拡大が続き、スマートフォンのアップルが米国内の30店舗を新たに再閉鎖すると伝わった。ニューヨーク市は6日に予定していたレストランでの店内飲食の再開の延期を決めた。米経済の正常化が遅れるとの懸念が相場の重荷となった。

業績がコロナ感染の影響を受けやすい銘柄や、景気敏感株が売り優勢になった。航空機のボーイングや銀行のJPモルガン・チェースのほか、石油のエクソンモービルとシェブロン、半導体のインテルの下げが目立った。デルタ航空など空運株も売られた。

一方、コロナの影響を相対的に受けにくいハイテク株への買いは続いた。ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は3日続伸し、前日比95.86ポイント(1.0%)高の1万0154.63と、6営業日ぶりに過去最高値を更新した。

電気自動車(EV)のテスラが連日で上場来高値を更新し、時価総額でトヨタを初めて抜いた。新型コロナの感染拡大でも業績期待が高いネット通販のアマゾン・ドット・コムや動画配信のネットフリックスも上場来高値を付けた。

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