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米国・欧州株概況

米国株、ダウ続落し362ドル安 8カ月ぶり下げ幅、長期金利上昇を嫌気

2018/1/31 6:45
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【NQNニューヨーク=戸部実華】30日の米株式市場でダウ工業株30種平均は続落し、前日比362ドル59セント(1.4%)安の2万6076ドル89セントで終えた。下げ幅は2017年5月17日以来8カ月ぶりの大きさ。米長期金利の上昇を嫌気した売りが広がった。週内に米経済の重要イベントや注目度の高い企業の決算発表が相次ぐこともあり、いったん利益を確定する売りも出やすかった。

米長期金利の指標となる10年物国債利回りは一時2.73%まで上昇(債券価格は下落)した。市場では「金利上昇が加速すれば株式への投資妙味が薄れるとの思惑が出た」(HPMパートナーズのベンジャミン・ペース氏)という。ダウ平均は下げ幅を411ドルまで広げる場面があった。

医療保険関連が軒並み下げ、相場の重荷となった。アマゾン・ドット・コム、JPモルガン・チェース、バークシャー・ハザウェイの3社が30日、共同で米従業員向けのヘルスケア企業を設立すると発表した。競争激化への懸念からメットライフが9%安、ユナイテッドヘルス・グループが4%安などとなった。ユナイテッドヘルスは1銘柄でダウ平均を74ドル押し下げた。

原油先物相場の下落を受け、エネルギー株の下げが目立った。シェブロンとエクソンモービルの2銘柄でダウ平均を30ドルあまり押し下げた。

米東部時間30日夜にはトランプ米大統領による一般教書演説を控える。31日には米連邦公開市場委員会(FOMC)、2月2日には米雇用統計の結果が発表される。さらに週内にはアップル、フェイスブック、アルファベット(グーグル)など主力銘柄が決算発表を予定している。年初から相場上昇が続いたが、イベントを前に利益確定売りが出やすかった。

ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は前日比64.023ポイント(0.9%)安の7402.482で終えた。マイクロソフト、アップル、アルファベットが下げ、ヘルスケア関連株や半導体株などへの売りも相場の重荷だった。

業種別S&P500種株価指数(全11業種)では「ヘルスケア」「エネルギー」「金融」など10業種が下落した。一方「公益事業」は上昇した。

朝方に市場予想を上回る2017年10~12月期決算を発表した外食のマクドナルドには、前日に高値を付けた後で材料出尽くしとみた売りが優勢だった。大型バイクのハーレーダビッドソンは販売の落ち込みを嫌気した売りに押された。バッテリーなどを担当した技術者の退社が報じられた電気自動車のテスラも売られた。

ダウ平均の構成銘柄では、製薬のファイザー、半導体のインテル、ゼネラル・エレクトリック(GE)の下げも目立った。

一方、大手3社でヘルスケアを手掛ける新会社を設立すると発表したアマゾン・ドット・コムは買いが優勢となった。

ダウ平均の構成銘柄では、建機のキャタピラーと日用品のプロクター・アンド・ギャンブル(P&G)が上げた。

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