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米国・欧州株概況

米国株、ダウ3日ぶり反落し40ドル安 決算手掛かりに個別物色

2016/10/21 5:35 (2016/10/21 6:59更新)
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【NQNニューヨーク=滝口朋史】20日の米株式市場でダウ工業株30種平均は3日ぶりに反落した。終値は前日比40ドル27セント(0.2%)安の1万8162ドル35セントだった。四半期決算が市場の失望を誘った保険のトラベラーズや通信のベライゾン・コミュニケーションズが売られ、ダウ平均を押し下げた。だが、相場全体を方向付ける手掛かりに乏しく、決算などの個別材料に着目した物色が中心で方向感に欠いた展開が続いた。

19日夜に米大統領選の民主・共和両党の候補による第3回テレビ討論会が開かれた。討論会後の米メディアの世論調査などで民主党のヒラリー・クリントン氏が優位を保ったと伝わった。ただ、選挙結果を巡る不透明感は根強く、その後の経済政策も見通しにくいとの見方から相場の反応は限られた。

欧州中央銀行(ECB)は20日まで開いた理事会で金融政策の据え置きを決めた。ドラギ総裁が量的金融緩和の延長を「議論しなかった」と説明。ドイツなど欧州国債利回りが上昇(価格は下落)し、米国債利回りも上げる場面があった。もっとも、その後は落ち着いた推移となったこともあり、米株式相場への影響はみられなかった。

9月の米中古住宅販売件数や10月のフィラデルフィア連銀の製造業景況指数が市場予想を上回った。一方、9月の米景気先行指標総合指数は市場予想並みとなり、週間の米新規失業保険申請件数は市場予想を超えて増えた。この日発表された米指標はまちまちの結果となり、手掛かりになりにくかった。

ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は小幅ながら3日ぶりに反落し、前日比4.579ポイント(0.1%)安の5241.833で終えた。前日夕に決算と同時に発表した業績見通しが慎重だと受け止められた電子商取引のイーベイが急落し、指数を押し下げた。

業種別S&P500種株価指数では「ヘルスケア」を除く10業種が下落した。「電気通信サービス」の下げが目立ち「資本財・サービス」「IT(情報技術)」も下落した。ニューヨーク証券取引所(NYSE)の売買高は約7億9000万株(速報値)、ナスダック市場は約17億5000万株(同)だった。

四半期決算が大幅減益だったトラベラーズが安く、2四半期連続で減収決算となったベライゾンも売られた。前日夕に今後生産するすべての電気自動車(EV)に完全な自動運転に必要な装置を搭載すると発表したEVメーカーのテスラモーターズも下げた。デトロイトの店舗がA型肝炎の感染源になったと伝わった高級スーパーのホールフーズ・マーケットにも売りが優勢だった。

一方、前日夕に発表した決算が市場予想を上回ったクレジットカードのアメリカン・エキスプレスが大幅高となり、ダウ平均を下支えした。ダウ平均構成銘柄では医療保険のユナイテッドヘルス・グループやホームセンターのホーム・デポなどが上げた。

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