2019年9月17日(火)

米国株、ダウ反落し26ドル安 利益確定売りで、ナスダックは小反発

2015/5/21付
保存
共有
印刷
その他

【NQNニューヨーク=川内資子】20日の米株式市場でダウ工業株30種平均は5営業日ぶりに反落した。終値は前日比26ドル99セント(0.1%)安の1万8285ドル40セントだった。前日まで連日で過去最高値を更新した後とあって、米株式には目先の利益確定を目的の売りがやや優勢となった。

米景気や企業業績の回復期待を背景に、米株式相場は上昇基調を続け、19日にはダウ平均が最高値を連日で上回った。市場では高値警戒感が強まっており、ひとまず利益を確定する動きが広がり、相場の重荷となった。

米連邦準備理事会(FRB)が午後に公表した4月開催分の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨では、多くの参加者が6月の利上げ開始の可能性は低いとみていたことが明らかになった。FRBは利上げ開始を急がないとの見方から米株式への買いが勢いを増し、ダウ平均は上昇する場面もあった。

ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は小幅ながら反発し、同1.709ポイント(0.0%)高の5071.743で終えた。ネット検索のグーグルなど時価総額の大きい銘柄の一角が上昇し、指数を押し上げた。

業種別S&P500種株価指数では全10業種のうち「資本財・サービス」や「金融」など5業種が下落。一方で「電気通信サービス」や「公益事業」などが上昇した。ニューヨーク証券取引所(NYSE)の売買高は約6億9000万株(速報値)、ナスダック市場(同)は約17億5000万株だった。

四半期決算で売上高や1株利益が市場予想ほど増えなかったホームセンターのロウズが売られた。発表した四半期決算が減収減益だった事務用品のステープルズも下げたほか、決算で赤字幅が拡大した手作り品などをネット販売するエッツィーが急落した。

FRBなど米当局が外国為替相場を不正に誘導する反トラスト(独占禁止法)の違反があったとして、罰金を科すと発表した銀行のJPモルガン・チェースやシティグループはともに下げた。米当局に対して2019年までに10以上の新薬販売の許可を求めると発表したジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)には買いが先行したが、次第に利益確定売りが優勢となった。

一方で、決算発表とあわせて通期の利益見通しの下限を引き上げたディスカウントストアのターゲットが小高い。ダウ平均の構成銘柄では、ゼネラル・エレクトリック(GE)や建機のキャタピラーが買われた。

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]

日本経済新聞社の関連サイト

日経IDの関連サイト

日本経済新聞 関連情報

新しい日経電子版のお知らせ

より使いやすく、よりビジュアルに!日経電子版はデザインやページ構成を全面的に見直します。まず新たなトップページをご覧いただけます。

※もとの電子版にもすぐ戻れます。