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米国・欧州株概況

米国株、ダウ小幅続落39ドル安 税制改革に警戒、割高感も ナスダック小反発

2017/11/11 6:29
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【NQNニューヨーク=森田理恵】10日の米株式市場でダウ工業株30種平均は小幅に続落し、前日比39ドル73セント(0.2%)安の2万3422ドル21セントで終えた。米上下院で税制改革の審議が難航するとの警戒感から売りが続いた。ただ、決算発表が終盤を迎えた米主要企業の業績は総じて良好で、下落幅は限定的だった。ダウ平均は週間で9月初旬以来9週ぶりに下落した。

 前日までに上下院がまとめた税制改革案は、法人減税の実施時期などで内容が大きく異なった。与党共和党の内部で反発が予想される項目も含まれ、市場では審議の難航が警戒されている。

 米長期金利が週半ばから上昇に転じたのも投資家心理を冷やした。市場では「米株式は週半ばまで上昇が続き短期的な買われすぎ感が出ていたため、予想外の金利上昇が売りのきっかけになった」(グリーンウッド・キャピタル・アソシエーツのウォルター・トッド氏)との声が聞かれた。

 このところ低格付けの高利回り(ハイイールド)債に投資するファンドの価格が下落したのも悪材料として意識された。

 もっとも、下値は限られた。映画・娯楽のウォルト・ディズニーが2%あまり上げてダウ平均を下支えした。前日夕の四半期決算にあわせて低価格で動画配信サービスを提供する方針を示し、好感された。

 ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は小反発し、前日比0.886ポイント高い6750.939で終えた。

 業種別S&P500種株価指数は全11業種のうち7業種が下落した。「エネルギー」「ヘルスケア」「公益事業」などが下げた。一方、「生活必需品」「一般消費財・サービス」は上げた。

 複合企業のジョンソン・コントロールズ・インターナショナルが下落した。前日発表した2017年7~9月期決算が市場予想並みにとどまり、売りを誘った。17年8~10月期決算で、既存店売上高が市場予想を下回った百貨店のノードストロームは横ばいで終えた。

 ダウ平均の構成銘柄では外食のマクドナルドや航空機のボーイング、インテル、製薬のメルクの下げが目立った。

 百貨店のJCペニーが急伸した。朝方発表の8~10月期決算で既存店売上高が市場予想を大幅に上回ったのが好感された。画像処理半導体(GPU)のエヌビディアが上場来高値を更新した。前日夕に発表した四半期決算を受けてこの日はアナリストの投資判断引き上げが伝わり、終値でも5%超上げた。11日の「独身の日」の大規模セールが中国で始まり、ネット通販最大手アリババ集団が小幅に上げた。

 ダウ銘柄ではゼネラル・エレクトリック(GE)や保険のトラベラーズが上昇した。

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