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米国・欧州株概況

米国株、ダウ続落し59ドル安 米中貿易摩擦への警戒続く アップル続落

2018/9/11 5:27
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【NQNニューヨーク=古江敦子】10日の米株式市場でダウ工業株30種平均は続落した。前週末比59ドル47セント(0.2%)安の2万5857ドル07セントで終えた。前週に4週ぶりに下落した反動で朝方は押し目買いが先行したが、米中貿易摩擦を巡る不透明感から売りが優勢となった。中国で製品を生産するアップルや、中国の売上比率が高いボーイングなどが下げを主導した。

アップル株は米中貿易摩擦を巡る不透明感から続落した=AP

トランプ米大統領は中国からの輸入品2000億ドル相当への追加関税を計画しているうえ、中国からの全輸入品への報復関税を課す準備があると7日に述べた。中間選挙での支持獲得を狙ってトランプ氏は貿易相手国に対し強硬姿勢を強めるとみられ、投資家心理を冷やした。

トランプ氏は8日、アップルに対し、関税を負担したくないなら「生産拠点を米国に移せ」とツイッターに投稿して圧力をかけた。追加関税が収益に与える影響が懸念され、アップルは4日続落した。中国から部品を調達する半導体のインテルも下落した。

ただ、下げの勢いは限られた。米東海岸南部に大型ハリケーンが接近しており、ホームセンター大手ホーム・デポや小売りのウォルマートに防災用品の販売増加や、被災後の復興需要を見込む買いが入った。スポーツ用品のナイキや航空機・機械大手ユナイテッド・テクノロジーズの上昇も相場を下支えした。

ハイテク比率が高いナスダック総合株価指数は5営業日ぶりに反発し、前週末比21.619ポイント(0.3%)高の7924.160で終了した。マイクロソフトやフェイスブックなど主力株の一角が上昇し、指数を押し上げた。クアルコムやブロードコムなど半導体株の持ち直しも目立った。

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