2019年7月19日(金)

米国株、ダウ195ドル高で最高値更新 日銀の追加緩和決定を受け

2014/11/1付
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【NQNニューヨーク=神能淳志】31日の米株式市場でダウ工業株30種平均は大幅に続伸し、前日比195ドル10セント(1.1%)高の1万7390ドル52セントで終えた。9月19日に付けた最高値(1万7279ドル74セント)を上回り、約1カ月ぶりに最高値を更新した。日銀が市場の大方の予想に反して追加の金融緩和に踏み切ったことで、世界的な株高につながり、米株式にも買いが優勢となった。

日銀は31日に開いた金融政策決定会合で、昨年4月に導入した量的・質的金融緩和を拡大することを決めた。日本株に加え欧州の株式相場も堅調に推移し、米株式にも買いが及んだ。

30日に発表された7~9月期の米実質国内総生産(GDP)速報値が市場予想を上回る伸びを示すなど、米景気の先行きに対する過度な懸念が引き続き後退。需給面では日本の公的年金を運用する年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が海外の株式保有割合を増やすと決め、米株式市場に資金が流入するとの思惑が広がったことも米株式の買い安心感につながった。

ダウ平均は週間ベースで585ドル上昇した。2011年11月以来およそ2年11カ月ぶりの上昇幅となった。

米株式市場では幅広い銘柄に買いが入った。ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数も大幅に続伸。前日比64.603ポイント(1.4%)高の4630.741で終え、2000年3月29日以来およそ14年7カ月ぶりの高値を付けた。

多くの機関投資家が運用の参考指標とするS&P500種株価指数も前日比23.40ポイント(1.2%)高の2018.05と過去最高値を更新。業種別S&P500種株価指数でも全10業種が上昇し、「エネルギー」や「素材」などの上げが目立った。ニューヨーク証券取引所(NYSE)の売買高は約10億4000万株(速報値)、ナスダック市場は約23億3000万株(同)だった。

個別銘柄では、半導体大手のインテルを筆頭にダウ平均の採用銘柄が軒並み上昇した。四半期決算で1株利益などが市場予想を上回ったことが好感され、エクソンモービルやシェブロンといった石油株が買われた。業績が好調な小型カメラのゴープロなども高い。

一方で、前日夕に発表した10~12月期の利益見通しが市場の期待を下回ったコーヒーチェーン大手のスターバックスが売られた。小売り世界最大手のウォルマート・ストアーズやスポーツ用品のナイキには売りが優勢だった。

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