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米国・欧州株概況

米国株、ダウ続落し380ドル安 戻りの鈍さ意識、キャタピラーなどに売り

2018/3/1 6:25 (2018/3/1 7:09更新)
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【NQNニューヨーク=森田理恵】2月28日の米株式市場でダウ工業株30種平均は続落し、前日比380ドル83セント(1.5%)安の2万5029ドル20セントで終えた。買いが先行したものの、戻りの鈍さが意識されて徐々に売り優勢に転じた。取引終盤にかけて下げ幅を広げ、この日の安値圏で終えた。

ダウ平均は月間で1120ドル下げ、2017年3月以来11カ月ぶりに前月比で下落した。

建機のキャタピラーや工業製品・事務用品のスリーエム(3M)、ゼネラル・エレクトリック(GE)が下落。原油安でシェブロンやエクソンモービルが下げたのも指数を押し下げた。

朝方は買い優勢で始まり、ダウ平均の上げ幅は160ドルを超える場面があった。前日に300ドル近く下げたため、自律反発を見込んだ買いが先行した。

ただ、月末とあって利益確定売りが出やすく、相場は徐々に上げ幅を縮小。ダウ平均が前週末に上回った50日移動平均を再び割り込んだことで上値の重さが意識され、一段の売りを促したという。

17年10~12月期の米実質国内総生産(GDP)改定値は前期比年率2.5%増と速報値から小幅に下方修正された。ただ、消費堅調は変わらず、株式市場で売り材料視する声はなかった。

ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は続落し、前日比57.346ポイント(0.8%)低い7273.009で終えた。

業種別S&P500種株価指数は全11業種が下落。「エネルギー」「ヘルスケア」「資本財・サービス」の下げが目立った。

開発薬の承認を得られなかったと発表したバイオ製薬のセルジーンが急落。ホームセンターのロウズは17年11月~18年1月期決算が減収減益となり、1株利益が市場予想に届かなかったのが嫌気されて大幅に下げた。カナダの製薬大手バリアント・ファーマシューティカルズ・インターナショナルやレンタカーのハーツ・グローバルも決算が嫌気されて急落した。

アメリカン・アウトドア・ブランズなど銃メーカー大手の株価が軒並み下げた。スポーツ用品店のディックス・スポーティング・グッズが米高校の銃乱射事件を受け一部のライフル販売を停止すると発表し、売り材料視された。

ディスカウントストアのTJXが急伸した。朝方発表した17年11月~18年1月期の売上高が市場予想を上回った。百貨店のメーシーズは前日発表の四半期決算を受けてアナリストらの高評価が相次ぎ、上昇した。旅行予約サイトのブッキング・ホールディングスや手作り品売買サイトのエッツィーも四半期決算を手掛かりに大きく買われた。

ダウ平均の構成銘柄では、著名投資家ビル・アックマン氏が率いる投資ファンドによる株式取得が伝わった航空機・機械のユナイテッド・テクノロジーズが唯一上げた。

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