最新の市場情報

※営業日はリアル更新
日経平均株価(円) 21,717.56 +259.92
日経平均先物(円)
大取,17/12月
21,730 +280

[PR]

米国・欧州株概況

米国株、ダウ続伸し60ドル高 過去最高値を更新、好決算銘柄が支え

2017/8/1 5:30
共有
保存
印刷
その他

【NQNニューヨーク=神能淳志】7月31日の米株式市場でダウ工業株30種平均は5日続伸した。終値は前週末比60ドル81セント(0.3%)高の2万1891ドル12セントと、4日続けて過去最高値を更新した。米主要企業の四半期決算で良好な結果が相次いでおり、買い安心感につながった。だが、主力ハイテク株には利益確定を目的とした売りが続き、相場の重荷となった。

 米調査会社トムソン・ロイターによると、米主要500社の2017年4~6月期決算は31日時点で前年同期比10.8%の増益。発表が進むにつれて利益水準は切り上がっており、株価の割高感は薄らぐとの見方が株式の買いを誘った。

 しかし、積極投資が利益を圧迫したアマゾン・ドット・コムや、欧州連合(EU)の制裁金を費用に計上したアルファベット(グーグル)の影響が大きく、アップルやフェイスブック、ネットフリックスをあわせたIT(情報技術)・ハイテク株は減益になるという。31日は成長期待で上げていたハイテク株から、出遅れの目立っていた金融株に資金が移った。

 米シカゴ購買部協会が31日発表した7月の景気指数(PMI)は58.9と市場予想(59.5)を下回った。もっとも、6月の米仮契約住宅販売指数の伸び率は市場予想を超えるなど、31日発表の米経済指標は強弱入り交じった結果だったため、株式相場を方向付ける材料とはならなかった。

 ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は3日続落し、前週末比26.554ポイント(0.4%)安の6348.123で終えた。アマゾンが3%近く下げるなど主力株が軒並み売られて指数を下押しした。

 業種別S&P500種株価指数は全11業種のうち4業種が上げた。「金融」「電気通信サービス」などが上昇。一方で「素材」「IT」などが下落した。

 CATVのチャーター・コミュニケーションズが高い。ソフトバンクグループ傘下で米携帯4位のスプリントに対する買収観測を否定したが、一部報道でソフトバンクがチャーターの買収を検討していると伝わり、思惑的な買いが広がった。

 ダウ平均を構成する30銘柄では、インドからの航空機受注が同国として過去最高に達するとの観測が浮上したボーイングが上昇。ホームセンターのホーム・デポや石油のシェブロン、通信のベライゾン・コミュニケーションズなども買われた。

 一方で、メディアのディスカバリー・コミュニケーションズが安い。同業のスクリップス・ネットワークス・インタラクティブを負債を含めて総額146億ドルで買収すると発表し、財務負担が意識された。併せて公表した四半期決算が市場の期待に届かず、嫌気した売りが出た。

 米食品医薬品局(FDA)が前週末にたばこ規制の強化を検討すると発表したのを受け、アルトリア・グループなど関連株に売りが続いた。ダウ平均では化学のデュポンやマイクロソフト、マクドナルドなどが下落した。

共有
保存
印刷
その他

電子版トップマーケットトップ

企業・業界をもっと詳しく

企業がわかる。業界がみえる。ニュースとデータをまとめてチェック!

新着記事一覧

読まれたコラム