2019年2月19日(火)

米国株、ダウ続落し114ドル安 中国株安で、8月の下げ幅7年ぶり大きさ

2015/9/1付
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【NQNニューヨーク=川内資子】8月31日の米株式市場でダウ工業株30種平均は続落し、前週末比114ドル98セント(0.7%)安の1万6528ドル03セントで終えた。月間の下落幅は1162ドルとなり、2008年10月以来6年10カ月ぶりの大きさだった。中国や欧州株式相場が総じて下落し、米国でも株式に売りが出た。米利上げを巡る警戒感も相場の重荷となった。

中国の上海株式相場が3営業日ぶりに反落し、ドイツなど欧州株式相場も総じて軟調だった。米国でも投資家が運用リスクを避ける動きが広がった。

米連邦準備理事会(FRB)のフィッシャー副議長が29日の講演で、9月の米連邦公開市場委員会(FOMC)での利上げの有無は今後の状況次第との姿勢を改めて示した。9月利上げの可能性を否定しなかったため、早期の利上げを巡る警戒感から、株式の買いを見送る動きにつながった。

一方、多くの機関投資家が運用指標とするS&P500種株価指数は4営業日ぶりに反落し、同16.69ポイント(0.8%)安の1972.18で終えた。月間の下げ幅は131と、08年10月ぶりの大きさだった。

ナスダック総合株価指数も4営業日ぶりに反落し、同51.817ポイント(1.1%)安の4776.508だった。

業種別S&P500種株価指数では全10種のうち「エネルギー」を除く9種が下落。「ヘルスケア」と「公益事業」の下げが大きかった。ニューヨーク証券取引所(NYSE)の売買高は約11億株(速報値)、ナスダック市場(同)は約17億6000万株だった。

CATV局のエピックスとの契約を終えた動画配信のネットフリックスが下落。電力のエクセロンも安い。同業ペプコ・ホールディングスの買収計画を巡る不透明感が強まり売られた。証券会社が投資判断を引き下げた航空機・機械関連のユナイテッド・テクノロジーズも下げた。ほかにダウ平均の構成銘柄では製薬のメルクや航空機のボーイングの下げが目立った。

アップルは自社の端末を企業で普及させるとして、シスコシステムズとの業務提携を明らかにした。アップル、シスコとも株価は下げて終えた。

一方、証券会社が投資判断を引き上げた短文投稿サービスのツイッターが上昇。原油先物相場が大きく上昇し、収益悪化への懸念がやや和らいだシェブロンなど石油関連株が買われた。建機のキャタピラーも高い。

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