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米国株、ダウ4日続伸し38ドル高 米中貿易協議の進展期待で

【NQNニューヨーク=戸部実華】9日の米株式市場でダウ工業株30種平均は4日続伸し、前週末比38ドル05セント(0.1%)高の2万6835ドル51セントと、7月31日以来ほぼ1カ月ぶりの高値で終えた。10月に米中両国が開く閣僚級の貿易協議が進展するとの期待から、中国関連銘柄を中心に買いが優勢だった。ただ、上値では目先の利益を確定する売りも出やすく、上昇の勢いは限られた。

ムニューシン米財務長官は9日の米テレビインタビューで「中国の貿易交渉担当者が米担当者と協議を再開したことは中国の誠意の表れだ」などと述べた。政治専門紙ポリティコは6日の取引終了後、中国通信機器最大手の華為技術(ファーウェイ)への輸出規制の緩和などを条件に、中国が米国の農産物の購入増を提案したと報じていた。

米中が歩み寄りをみせていると受け止められ、中国売上高比率が高い建機のキャタピラーや化学のダウ、半導体のインテルなどに買いが優勢だった。米債券市場では相対的に安全資産とされる米国債が売られ、米長期金利が上昇した。利ざや悪化懸念が薄れ、JPモルガン・チェースやゴールドマン・サックスなど金融株が大きく上げた。

もっとも上値は重かった。主要500社ベースの予想PER(株価収益率)は17倍前後に達し、過去1年近くのレンジの上限に近づいている。高値警戒感から、上昇基調が続いていたマイクロソフトなどが利益確定売りに押された。開発中の大型旅客機「777X」の試験の1つを中止したことが明らかになった航空機のボーイングが売られた。

ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は続落し、前週末比15.637ポイント(0.2%)安の8087.437で終えた。

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