2019年9月21日(土)

米国株、ダウ続伸し13ドル高 連日で最高値更新、欧州株高を好感

2015/5/20付
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【NQNニューヨーク=神能淳志】19日の米株式市場でダウ工業株30種平均は4日続伸した。終値は前日比13ドル51セント(0.1%)高の1万8312ドル39セントと、連日で過去最高値を更新した。欧州の株高や堅調な米住宅指標を受けて投資家心理が改善し、米株式相場には買いが優勢となった。ただ、大手小売株の一角は大幅安となったほか、米株式相場には高値警戒感が強く、上値を追う動きは限られた。

19日の欧州市場では、欧州中央銀行(ECB)による量的金融緩和策が長引くとの思惑が浮上し、ドイツの株価指数は2%強上げた。英国、フランスなど欧州主要国の株価指数も総じて上昇し、米株式にも好感した買いが入った。

もっとも、ダウ平均は一時下げに転じるなど上値の重い展開が続いた。過去最高値圏で推移しているため高値警戒感は根強く、上値を買い上げる動きは少なかった。

取引開始前に発表した2~4月期の決算が減収減益となった小売り大手のウォルマート・ストアーズが前日から4%超下落。四半期決算で1株利益などが市場予想を上回ったホームセンター大手のホーム・デポにも次第に売りが優勢となり、ダウ平均を押し下げた。

ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は反落し、前日比8.405ポイント(0.2%)安の5070.034で終えた。多くの機関投資家が運用の参考指標とするS&P500種株価指数は小幅ながら4営業日ぶりに反落した。

業種別S&P500種株価指数は全10業種のうち「エネルギー」「電気通信サービス」など7業種が下げた。一方「金融」「ヘルスケア」など3業種は上昇した。ニューヨーク証券取引所(NYSE)の売買高は約7億4000万株(速報値)、ナスダック市場は約17億株(同)だった。

個別銘柄では、医療機器のメドトロニックが高い。四半期決算が従来予想の上限に近づく見通しだと発表したことが好感された。中国の子会社を売却すると伝わったヒューレット・パッカード(HP)にも買いが優勢だったほか、ダウ平均の採用銘柄ではマクドナルドや化学のデュポンなどが上げた。

一方、新型ノートパソコンの販売やデスクトップ型パソコンの値下げを発表したアップルは買い先行後に売られた。ニューヨーク原油先物相場が下げたことを受け、シェブロンなどエネルギー関連株も安い。前日夕に発表した四半期決算で売上高が市場予想に届かなかったカジュアル衣料・雑貨専門店のアーバン・アウトフィッターズは15%急落した。

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