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米国・欧州株概況

NY株、反落し56ドル安 米中摩擦を警戒

2018/10/10 5:32
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【NQNニューヨーク=川内資子】9日の米株式市場でダウ工業株30種平均は反落し、前日比56ドル21セント(0.2%)安の2万6430ドル57セントで終えた。貿易摩擦の懸念や中国経済の減速への警戒感から、中国事業の比率が高い銘柄を中心に売りがやや優勢となった。

ニューヨーク証券取引所

トランプ米大統領は9日、米国が9月に発動した中国への制裁関税に中国が報復した場合、残りすべての輸入品に追加関税を課すと改めて述べた。国際通貨基金(IMF)は9日、約2年ぶりに世界経済見通しを下方修正した。貿易摩擦が強まるようなら、景気減速が想定より大きくなる可能性も示唆した。足元で米中関係の悪化への警戒感が高まっているだけに、建機のキャタピラーなど中国事業の比率が高い銘柄が売られた。

塗料大手のPPGインダストリーズがコスト高や製品の需要減を理由に収益見通しを引き下げ、株価が急落した。これを受けてダウ・デュポンなど素材株全般に売りが広がったのも相場の重荷となった。

ダウ平均は高くなる場面もあった。アナリストが投資判断を「買い」に引き上げた小売りのウォルマートが上昇、原油高を受けてシェブロンなど石油株も買われた。米長期金利の低下を受けて、大型ハイテク株の一角が買い直されたのも相場を支えた。

ナスダック総合株価指数は4営業日ぶりに小反発し、同2.067ポイント高の7738.016で終えた。アナリストが前向きな収益見通しを示した電気自動車(EV)のテスラのほか、アマゾン・ドット・コムなどが堅調だった。

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