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米国・欧州株概況

米国株、ダウ反発し5ドル高 ボーイング株高で、米中貿易交渉を警戒も

2018/5/4 5:52
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【NQNニューヨーク=川内資子】3日の米株式市場でダウ工業株30種平均は5営業日ぶりに小反発し、前日比5ドル17セント高の2万3930ドル15セントで終えた。米国と中国の貿易摩擦を巡る交渉への警戒感から売りが先行した。ただ、売り一服後にチャート上の節目を上回ると航空機のボーイングなど大型株の一角が買われダウ平均は上げに転じた。

 米中の交渉は3日から北京で始まった。直前には米国が政府機関に対して中国の通信機器大手の製品調達を禁じることを検討していると伝わった一方、中国の高官は簡単には譲歩しない姿勢を示したと報じられた。交渉が難航するとの警戒感から中国事業の比率が高い建機のキャタピラーなどに売りが先行した。ダウ平均の下げ幅は一時393ドルまで拡大した。

 ただ、売り一巡後にダウ平均が下値支持線として意識されている200日移動平均を上回ると、資本財やIT(情報技術)関連株などに押し目買いが入り急速に下げ渋った。ボーイングが2%上昇し、1銘柄でダウ平均を44ドルあまり押し上げた。シスコシステムズや工業製品・事務用品のスリーエム(3M)なども上昇した。

 ナスダック総合株価指数は続落し、同12.746ポイント(0.2%)安の7088.151で終えた。フェイスブックなどの主力株の一部やバイオ関連株が売られ、指数の重荷となった。

 業種別S&P500種株価指数では全11種のうち「素材」「IT」「資本財・サービス」の3種が上昇。一方、「ヘルスケア」「金融」「一般消費財・サービス」などが下げた。

 四半期決算が市場予想を上回る増収増益となった食品のケロッグが高い。ダウ平均の構成銘柄では、クレジットカードのビザやマイクロソフト、日用品のプロクター・アンド・ギャンブル(P&G)が高い。決算が大幅増益だった新聞のニューヨーク・タイムズは横ばい。

 一方、イスラエルの後発薬のテバ・ファーマシューティカル・インダストリーズは大幅安。通期の業績見通しを引き上げ買いが先行したが、薬価の引き下げが収益を圧迫するとの警戒感が次第に強まった。アムジェンなどの製薬株にも売りが広がった。

 前日夕に発表した決算やその後の説明会で量産車「モデル3」の生産を巡る不透明感が拭えなかった電気自動車(EV)のテスラが急落。音楽配信サービスのスポティファイの親会社スポティファイ・テクノジーは安い。上場後初の四半期決算発表と同時に示した見通しが慎重と受け止められた。ダウ平均の構成銘柄では、スポーツ用品のナイキやゼネラル・エレクトリック(GE)が下げた。

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