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【NQNロンドン】28日午前のロンドン株式市場で、FTSE100種総合株価指数は下げ幅を広げている。英国時間10時の時点では、前週末の終値に比べ32.01ポイント安の7292.46で推移している。構成銘柄の半数以上は上昇しているものの、銀行株の下落が重荷になっている。
早朝に7～9月期決算を発表した銀行のHSBCホールディングスが大幅安となり、相場の下げを主導している。欧米の収益環境悪化などで2020年の利益目標を引き下げたことが響いた。他の銀行株にも売りが広がっている。前週末に引き続きたばこ株など多国籍企業銘柄への売りも目立つ。米中協議の進展期待を背景に鉱業株や石油株は軒並み上昇している。
