日経平均大引け、大幅続落し1万6251円 トランプ氏優勢でリスク回避

9日の東京株式市場で日経平均株価は大幅に続落した。終値は前日比919円84銭(5.36%)安の1万6251円54銭と、8月3日以来およそ3カ月半ぶりの安値を付けた。米大統領選の投開票が進み、共和党候補のドナルド・トランプ氏の優勢が伝わった。米国の政治や経済の先行き不透明感が高まるとの懸念から、投資家がリスクを回避する動きを強めた。日経平均の下落幅は英国の欧州連合(EU)離脱が決まった6月24日以来4カ月半ぶり、今年2番目の大きさだった。
東証1部の売買代金は概算で3兆9242億円(速報ベース)と高水準に膨らんだ。〔日経QUICKニュース(NQN)〕